本問は、「医薬品」の「鼻炎及び鼻薬」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢アの「アレルギー性鼻炎は、鼻腔内に付着したウイルスや細菌が原因となって生じる鼻粘膜の炎症で、かぜ症候群の随伴症状として現れることが多い。」ですが、誤った記述です。
設問の説明は、「急性鼻炎」のものです。
「アレルギー性鼻炎」は、「ハウスダストや花粉等に由来する鼻粘膜の炎症」です。
テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢イの「アドレナリン作動成分が配合された点鼻薬は、過度に使用されると鼻粘膜の血管が反応しなくなり、逆に血管が拡張して二次充血を招き、鼻づまり(鼻閉)がひどくなりやすい」ですが、正しい記述です。
鼻炎用薬の定番の「使用上の注意」です。
キッチリ憶えておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢ウの「一般用医薬品の鼻炎用点鼻薬の適応範囲は、急性又はアレルギー性の鼻炎及びそれに伴う副鼻腔炎並びに蓄膿症である」ですが、誤った記述です。
慢性の蓄膿症は、一般用医薬品の点鼻薬の対象外です。受診勧奨のケースです。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢エの「かぜ症候群等に伴う鼻炎症状の場合、鼻炎が続くことで副鼻腔炎や中耳炎などにつながることもあるため、そのような症状の徴候に対しても注意する必要がある」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
「a」は「誤」です。
「b」は「正」です。
「c」は「誤」です。
「d」は「正」です。
「正しいものの組み合わせ」は、
正解:4
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
61問:かぜ薬・・・「ふつう」。
62問:かぜ薬2・・・「ふつう」。
63問:解熱鎮痛薬・・・「ふつう」。
64問:コレステロール・・・「ふつう」。
65問:カフェイン・・・「ふつう」。
66問:眠気を促す薬・・・「難」。
67問:漢方処方製剤 かぜ・・・「ふつう」。
68問:胃腸鎮痛鎮痙薬・・・「ふつう」。
69問:鎮暈薬(乗り物酔い防止薬)・・・「ふつう」。
70問:鎮咳去痰薬・・・「ふつう」。
71問:鎮咳去痰薬の生薬成分・・・「ふつう」。
72問:口腔咽喉薬及びうがい薬(含嗽薬)・・・「ふつう」。
73問:胃薬・・・「ふつう」。
74問:止瀉薬・・・「ふつう」。
75問:瀉下薬・・・「ふつう」。
76問:強心薬・・・「ふつう」。
77問:小児の疳・・・「ふつう」。
78問:貧血用薬・・・「ふつう」。
79問:痔及び痔疾用薬・・・「ふつう」。
80問:外用痔疾用薬・・・「ふつう」。
81問:月経及び婦人薬・・・「ふつう」。
82問:漢方処方製剤 婦人薬・・・「難」。
83問:アレルギー・・・「やや難」。
84問:アレルギー用薬・・・「ふつう」。
85問:鼻炎及び鼻薬・・・「ふつう」。
86問:点眼薬・・・「ふつう」。
87問:眼科用薬・・・「ふつう」。
88問:外皮用薬・・・「ふつう」。
89問:外皮用薬2・・・「ふつう」。
90問:傷口等の殺菌消毒薬・・・「ふつう」。
91問:歯痛薬及び歯槽膿漏薬・・・「やや難」。
92問:口内炎及び口内炎用薬・・・「ふつう」。
93問:禁煙補助剤・・・「ふつう」。
94問:滋養強壮保健薬・・・「ふつう」。
95問:滋養強壮保健薬2・・・「ふつう」。
96問:漢方処方製剤・・・「ふつう」。
97問:漢方処方製剤 穴埋め問題・・・「ふつう」。
98問:消毒薬・・・「ふつう」。
99問:忌避剤及び殺虫剤・・・「ふつう」。
100問:一般用検査薬・・・「ふつう」。
苦手科目の克服等には、以下の科目別リンクを利用してください。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。
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