本問は、「医薬品」の「外用痔疾用薬」の問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢アの「アラントインは、組織修復成分であり、痔による肛門部の創傷の治癒を促す目的で用いられる。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。テキストで確認しておきましょう。
参考:アラントイン
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢イの「デカリニウム塩化物は、アドレナリン作動成分であり、血管収縮作用による止血効果を目的として用いられる」ですが、誤った記述です。
「デカリニウム塩化物」は、「殺菌消毒成分」です。
痔の薬の「アドレナリン作動成分」には、「テトラヒドロゾリン」などがあります。
参考:デカリニウム塩化物
参考:テトラヒドロゾリン塩酸塩
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢ウの「酸化亜鉛は、粘膜表面に不溶性の膜を形成することによる、粘膜の保護・止血を目的として用いられる」ですが、正しい記述です。
「酸化亜鉛」は、「収斂保護止血成分」です。
参考:酸化亜鉛
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢エの「テトラヒドロゾリン塩酸塩は、痔に伴う痛み・痒みを和らげることを目的として用いられる」ですが、誤った記述です。
「テトラヒドロゾリン」ですが、「アドレナリン作動成分」です。
当該成分には、血管収縮作用による止血作用があります。
「痔に伴う痛み・痒みを和らげる」のは、「局所麻酔成分」の「リドカイン」などです。
よって、選択肢は、「誤」となります。
「ア」は「正」です。
「イ」は「誤」です。
「ウ」は「正」です。
「エ」は「誤」です。
「正しい組み合わせ」は、
正解:2
61問:かぜ薬・・・「ふつう」。
62問:かぜ薬2・・・「ふつう」。
63問:解熱鎮痛薬・・・「ふつう」。
64問:コレステロール・・・「ふつう」。
65問:カフェイン・・・「ふつう」。
66問:眠気を促す薬・・・「難」。
67問:漢方処方製剤 かぜ・・・「ふつう」。
68問:胃腸鎮痛鎮痙薬・・・「ふつう」。
69問:鎮暈薬(乗り物酔い防止薬)・・・「ふつう」。
70問:鎮咳去痰薬・・・「ふつう」。
71問:鎮咳去痰薬の生薬成分・・・「ふつう」。
72問:口腔咽喉薬及びうがい薬(含嗽薬)・・・「ふつう」。
73問:胃薬・・・「ふつう」。
74問:止瀉薬・・・「ふつう」。
75問:瀉下薬・・・「ふつう」。
76問:強心薬・・・「ふつう」。
77問:小児の疳・・・「ふつう」。
78問:貧血用薬・・・「ふつう」。
79問:痔及び痔疾用薬・・・「ふつう」。
80問:外用痔疾用薬・・・「ふつう」。
81問:月経及び婦人薬・・・「ふつう」。
82問:漢方処方製剤 婦人薬・・・「難」。
83問:アレルギー・・・「やや難」。
84問:アレルギー用薬・・・「ふつう」。
85問:鼻炎及び鼻薬・・・「ふつう」。
86問:点眼薬・・・「ふつう」。
87問:眼科用薬・・・「ふつう」。
88問:外皮用薬・・・「ふつう」。
89問:外皮用薬2・・・「ふつう」。
90問:傷口等の殺菌消毒薬・・・「ふつう」。
91問:歯痛薬及び歯槽膿漏薬・・・「やや難」。
92問:口内炎及び口内炎用薬・・・「ふつう」。
93問:禁煙補助剤・・・「ふつう」。
94問:滋養強壮保健薬・・・「ふつう」。
95問:滋養強壮保健薬2・・・「ふつう」。
96問:漢方処方製剤・・・「ふつう」。
97問:漢方処方製剤 穴埋め問題・・・「ふつう」。
98問:消毒薬・・・「ふつう」。
99問:忌避剤及び殺虫剤・・・「ふつう」。
100問:一般用検査薬・・・「ふつう」。
苦手科目の克服等には、以下の科目別リンクを利用してください。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。
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