20問‐福岡県 H29年度(2017年度)過去問と解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、医薬品一般についての出題です。「基本知識」では、ほぼ毎回出題される内容なので、テキストの精読は必須です。

20問‐医薬品一般

 

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難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「ふつう」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

解説:ア

 正しい記述です。医薬品には、最適な用法・用量が定められています。

 よって、選択肢の「ア」は、「正」と相なります。

解説:イ

 正しい記述です。たとえば、第1類医薬品から要指導医薬品へとか、第2類から第3類へといった感じに、変更される可能性があります。

 よって、選択肢の「イ」は、「正」と相なります。

解説:ウ

 誤った記述です。略語は要暗記です。

 「製造販売後の安全管理基準」は、「Good Vigilance Practice:GVP」です。

 なお、「Vigilance」には、「警戒」や「用心」といった意味があります。

 問題文のいう「GPSP(Good Post-marketing Study Practice)」は、「製造販売後の調査及び試験」です。「Study」に着目して憶えましょう。

 よって、選択肢の「ウ」は、「誤」と相なります。

解説:エ

 よくある「誤認」で、よく出ます。

 大人の用量を半分にしたからといって、小児に使用していいとは限りません。小児に向いていない成分が入っていれば、問題になります。

 よって、選択肢の「エ」は、「誤」と相なります。

答え

 「ア」は「正」です。

 「イ」は「正」です。

 「ウ」は「誤」です。

 「エ」は「誤」です。

 正しい組み合わせを探せば、「1」と相なります。

 正解:1

 さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。

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基本知識

 1問:医薬品概論・・・「ふつう」。

 2問:副作用・・・「ふつう」。

 3問:小児・・・「ふつう」。

 4問:健康食品・・・「ふつう」。

 5問:リスク評価・・・「ふつう」。

 6問:食品・・・「ふつう」。

 7問:高齢者・・・「ふつう」。

 8問:妊婦等・・・「ふつう」。

 9問:スモン訴訟・・・「ふつう」。

 10問:CJD訴訟・・・「ふつう」。

 11問:HIV訴訟・・・「ふつう」。

 12問:一般用医薬品・・・「ふつう」。

 13問:プラセボ・・・「ふつう」。

 14問:医薬品品質・・・「ふつう」。

 15問:不適切使用・・・「ふつう」。

 16問:アレルギー・・・「ふつう」。

 17問:セルフメディケーション・・・「ふつう」。

 18問:相互作用等・・・「ふつう」。

 19問:コミュニケーション・・・「ふつう」。

 20問:医薬品一般・・・「ふつう」。

H29 福岡県 科目別

 苦手科目の克服等には、以下の科目別リンクを利用してください。

 ・H29 福岡 ガイダンス

 ・医薬品に共通する特性と基本的な知識(第1~第20問)

 ・人体の働きと医薬品(第21~第40問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(第41~第60問)

 ・主な医薬品とその作用(第61~第100問)

 ・薬事に関する法規と制度(第101問~第120問)

独学向け教材

 使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、

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こまごましたもの

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 興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。

 そのほか、「登録販売者:医薬品」や「登録販売者:生薬」、「登録販売者:漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。

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