本問は、「医薬品」の「一般用検査薬」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢aの「検体中に検査の対象物質が存在していないにもかかわらず、検査対象外 の物質と非特異的な反応が起こって検査結果が陽性となった場合を偽陽性 という。」ですが、正しい記述です。
偽陽性の正しい記述です。
偽陰性の「検体中に存在しているにもかかわらず、その濃度が検出感度以下であったり、検出反応を妨 害する他の物質の影響等によって、検査結果が陰性となった場合」ともども、押えておきましょう。
偽の陰性とか、偽の陽性とかに読み替えると、憶えやすいですね。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢bの「原則として、尿糖検査の場合、早朝尿(起床直後の尿)を検体とし、尿タ ンパク検査の場合、食後2~3時間を目安に採尿を行う。」ですが、誤った記述です。
登録販売者試験でよくある「入れ替え」問題です。
正しくは、「尿糖検査の場合、“食後2~3時間”を検体とし、尿タ ンパク検査の場合、“早朝尿(起床直後の尿)”を目安に採尿を行う」です。
採尿のタイミングは、定番論点なので、ガチで押えておきましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢cの「妊娠検査薬は、尿中のヒト 絨 毛性性腺刺激ホルモン(hCG)の有無を 調べるものである。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。
テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢dの「近年、疾病を早期発見するために、一般用検査薬の対象として、悪性腫瘍、 心筋梗塞の診断に関係するものが含まれるようになった。」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「悪性腫瘍、 心筋梗塞の診断に関係するものが含まれるようになった」のところです。
手引きには…、
「悪性 腫瘍、心筋梗塞や遺伝性疾患など重大な疾患の診断に関係するものは一般用検査薬の対象外であ る。」
…とあります。
一般用検査薬も、一般用医薬品なので、重大な病気には対応不可です。
よって、選択肢は、「誤」となります。
「a」は「正」です。
「b」は「誤」です。
「c」は「正」です。
「d」は「誤」です。
「正しい組み合わせ」は、
正解:5
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '25年版 (2025年版) 」を使えば支障ありません。
登録販売者の独学方法については、「登録販売者の独学」を、参考にしてください。
登録販売者のブログ記事などは、「サイトマップ」に、挙げています。
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