本問は、「人体」の「偽アルドステロン症」についての問題です。1つだけ、これまでにない選択肢があり、判別に苦しみます。当該選択肢が最終解答に影響するため、落としても仕方がないです。復習だけはしておきましょう。
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本問の難易度は、「やや難」です。
選択肢aの「体内にカリウムが貯留し、体から塩分(ナトリウム)と水が失われることにより生じ る病態である。」ですが、誤った記述です。
超絶定番論点です。
体内に貯留するのが「塩分(ナトリウム)と水」で、失われるのが「カリウム」です。
昔からよく出るので、ガチ暗記してください。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢bの「副腎皮質からのアルドステロン分泌が増加することにより生じる。」ですが、誤った記述です。
「副腎皮質からのアルドステロン分泌が“増加していないにもかかわらず”このような状態と なる」ので、“偽”アルドステロン症と呼ばれるわけです。
よって、選択肢は、「誤」となります。
なお、「副腎皮質からのアルドステロン分泌」のところも、実によく出るので、ガチ暗記してください。「副腎“髄”質」と変えられます。
選択肢cの「主な症状に、手足の脱力、血圧低下、筋肉痛、こむら返り、倦 怠感、手足のしびれ等が ある。」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「血圧低下」のところです。
「偽アルドステロン症」ですが、その症状は、「血圧上昇」です。
症状のガチ暗記は、厳しいものがありますが、テキストを精読しておけば、変なところに、鼻が利くようになります。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢dの「小柄な人や高齢者で生じやすく、原因医薬品の長期服用後に初めて発症する場合もあ る」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。
ここも、よく出ます。テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
「a」は「誤」です。
「b」は「誤」です。
「c」は「誤」です。
「d」は「正」です。
「正しい組み合わせ」は、
正解:5
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
・医薬品に共通する特性と基本的な知識(午前:第1~第20問)
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