第23問‐広島県 令和4年度(2022年度)過去問と解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、「人体」の「呼吸器系」についての出題です。すべてよく問われる定番の論点なので、全選択肢が解けるようになっておきましょう。

第23問‐呼吸器系3

 

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難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「ふつう」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

選択肢a

 選択肢aの「鼻腔から気管支までの呼気及び吸気の通り道を気道といい、そのうち、咽頭・喉頭までの部分を上気道という。」ですが、正しい記述です。

 「気道」と「上気道」の正しい記述です。

 他県では、各器官の定義が実によく出ています。

 本問で言えば、「鼻腔から気管までを気道という」といった感じに出題されています。

 何回もテキストに目を通して、ガチ暗記してください。

 よって、選択肢は、「正」となります。

 ちなみに、「下気道」は、「気管から気管支、肺までの部分をという」です。併せて、押えておきましょう。

選択肢b

 選択肢bの「喉頭は鼻腔と口腔につながっており、消化管と気道の両方に属する。」ですが、誤った記述です。

 間違っているのは、「喉頭」のところです。

 正しくは、「咽頭」です。

 当該咽頭と喉頭は、実によく入れ替えられるので、意識して押えておきましょう。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢c

 選択肢cの「肺胞の壁は非常に厚くできていて、この壁を介して、ガス交換が行われる。」ですが、誤った記述です。

 間違っているのは、「非常に厚くできていて」のところです。

 正しくは、「非常に薄くできていて」です。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

 なお、選択肢の後半のガス交換ウンヌンは、正しい記述です。

選択肢d

 選択肢dの「肺胞と毛細血管を取り囲んで支持している組織を間質という。」ですが、正しい記述です。

 そのとおりの記述です。

 「間質」もよく出るので、テキストで確認しておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

答え

 「a」は「正」です。

 「b」は「誤」です。

 「c」は「誤」です。

 「d」は「正」です。

 「正」の組み合わせを探せば、

 正解:3

 さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。

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人体

 21問:消化器系

 22問:胆嚢・肝臓

 23問:呼吸器系

 24問:循環器系

 25問:血液

 26問:目

 27問:耳

 28問:外皮系

 29問:骨格系

 30問:筋組織

 31問:中枢神経系

 32問:交感神経系

 33問:医薬品の吸収

 34問:医薬品の代謝及び排泄

 35問:剤形

 36問:肝機能障害

 37問:偽アルドステロン症

 38問:呼吸器系副作用

 39問:泌尿器系副作用

 40問:皮膚に現れる医薬品の副作用

令和4年度 広島県

 ・インデックス

 ・医薬品に共通する特性と基本的な知識(午前:第1~第20問)

 ・人体の働きと医薬品(午前:第21~第40問)

 ・薬事に関する法規と制度(午前:第41~第60問)

 ・主な医薬品とその作用(午後:第1~第40問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(午後:第41問~第60問)

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