第1問‐広島県 令和4年度(2022年度)過去問と解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 第1問は、「基本知識」の「医薬品の本質」の問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。

第1問‐医薬品の本質

 

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難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「ふつう」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

選択肢a

 選択肢aの「医薬品は、人の疾病の診断、治療若しくは予防に使用されるなど、有用性が認められたものであり、保健衛生上のリスクは伴わない。」ですが、誤った記述です。

 医薬品には、副作用があるので、「保健衛生上のリスクは伴わない」と、断言はできません。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

 まあ、ある意味、医薬品の使用には、「保健衛生上のリスクが伴う」からこそ、登録販売者制度があるわけですね。

選択肢b

 選択肢bの「一般用医薬品については、医療用医薬品と比較すれば保健衛生上のリスクは相対的に 低いため、リスク区分の見直しが行われることはない。」ですが、誤った記述です。

 一般用医薬品でも、リスク区分の見直しがしばしばあります。

 難しく考えないで、解答してください。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢c

 選択肢cの「一般用医薬品の販売には、専門家の関与は必要ない。」ですが、誤った記述です。

 薬の販売には、薬剤師や登録販売者といった医薬関係者の関与が必要です。

 登録販売者の試験が、登録販売者制度を否定してはダメでしょう。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢d

 選択肢dの「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律(昭和 35 年法律第 145 号)では、異物等の混入、変質等がある医薬品を販売等してはならないと定めている。」ですが、正しい記述です。

 そのとおりの記述です。

 「異物等の混入、変質等がある医薬品」を売ってはならないのは、まあ、常識的に判断できるかと思います。

 よって、選択肢は、「正」となります。

 なお、年号・年月日は、問われたことがないので、選択肢の「昭和 35 年法律第 145 号」ウンヌンの記述は、全く気にしなくていいです。

答え

 「a」は「誤」です。

 「b」は「誤」です。

 「c」は「誤」です。

 「d」は「正」です。

 正解:3

 もし、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。

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基本知識

 1問:医薬品の本質

 2問:医薬品

 3問:健康食品

 4問:薬理作用とアレルギー

 5問:医薬品の副作用

 6問:医薬品の不適切使用

 7問:医薬品の相互作用

 8問:医薬品と食品との飲み合わせ

 9問:小児等

 10問:乳児・幼児・小児

 11問:高齢者

 12問:妊婦等

 13問:医療機関で治療を受けている人

 14問:プラセボ効果(偽薬効果)

 15問:医薬品の品質

 16問:セルフメディケーション

 17問:販売時のコミュニケーション

 18問:販売時のコミュニケーション2

 19問:サリドマイド製剤及びサリドマイド訴訟

 20問:HIV訴訟

令和4年度 広島県

 ・インデックス

 ・医薬品に共通する特性と基本的な知識(午前:第1~第20問)

 ・人体の働きと医薬品(午前:第21~第40問)

 ・薬事に関する法規と制度(午前:第41~第60問)

 ・主な医薬品とその作用(午後:第1~第40問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(午後:第41問~第60問)

独学向け教材

 使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、

 テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、

 過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。

こまごましたもの

 登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。

 興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。

 そのほか、「登録販売者:医薬品」や「登録販売者:生薬」、「登録販売者:漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。

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