問は、「適正使用」の「医薬品の副作用等報告」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
(クリックして拡大。)
本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢aの「医薬品等によるものと疑われれば、身体の変調・不調、日常生活に支障を来さない程度の 健康被害を含めて報告しなければならない。」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「日常生活に支障を来さない程度の 健康被害を含めて報告しなければならない」のところです。
正しくは、「日常生活に支障を来す程度の健康被害(死亡を含む。)について報告が求められている。」です。
テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢bの「報告に当たっては、報告様式の記入欄すべてに記入がなされる必要がある。」ですが、誤った記述です。
定番論点です。
迅速な報告を確保するため、そのすべてに記入する必要はありません。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢cの「健康被害を生じた本人に限らず、購入者等から把握可能な範囲で報告がなされればよい。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。
手引きには…、
「報告様式の記入欄すべてに記入がなされる必要はなく、医薬品の販売等に従事する専門 家においては、購入者等(健康被害を生じた本人に限らない)から把握可能な範囲で報告がなさ れればよい。」
…とあります。
意外に盲点になるところなので、テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢dの「郵送、ファクシミリ、電子メールによる報告のほか、ウェブサイトに直接入力することに よる電子的な報告が可能である。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。
手引きには…、
「報告期限は特に定められていないが、保健衛生上の危害の発生又は拡大防止の観点から、報告 の必要性を認めた場合においては、」
「適宜速やかに、郵送、ファクシミリ又は電子メールにより、 報告書を総合機構に送付することとさ れている。」
「報告者に対しては、安全性情報受領確認書が交付される。」
「なお、本報告は、令和3年 4月から、ウェブサイトに直接入力することによる電子的な報告が可能となった。」
…とあります。
テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
なお、「ウェブサイトに直接入力」ですが、これは、令和4年度の改正事項です。
改正が気になる人は、「令和4年度 改正」を、参考にしてください。
「a」は「誤」です。
「b」は「誤」です。
「c」は「正」です。
「d」は「正」です。
「正しい組み合わせ」は、
正解:3
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。
登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。
興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。
そのほか、「登録販売者:医薬品」や「登録販売者:生薬」、「登録販売者:漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。
★みんなとシェアする