11問‐愛媛県 過去問と解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、「基本知識」の「治療者と医薬品」の問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。

11問‐治療者と医薬品

 

 (クリックして拡大。)

難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「ふつう」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

選択肢a

 選択肢aの「生活習慣病等の慢性疾患の種類や程度によっては、一般用医薬品の有効性や安全性に影響を与える要因となることがあり、また、一般用医薬品を使用することによって症状が悪化したり、治療が妨げられることもある。」ですが、正しい記述です。

 そのとおりの記述です。テキストで確認しておきましょう。解説のしようがありません。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢b

 選択肢bの「医療機関・薬局で交付された薬剤を使用している人について、疾患の種類や程度によっては、一般用医薬品との併用により症状を悪化させることがあり注意が必要であるため、一般用医薬品との併用の可否を判断することを登録販売者に義務付けている。」ですが、誤った記述です。

 登録販売者は、薬の知識はあっても、医療の専門知識がないです。よって、可否の判断ができません。

 可否の判断をすべきは、医師(又は歯科医師)、調剤した薬剤師です。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢c

 選択肢cの「過去に医療機関で治療を受けていたという場合には、どのような疾患について、いつ頃かかっていたのかを踏まえ、購入者等が使用の可否を適切に判断することができるよう情報提供がなされることが重要である。」ですが、正しい記述です。

 そのとおりの記述です。だからこそ、登録販売者が求められる所以です。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢d

 選択肢dの「医療機関での治療は特に受けていない場合であっても、医薬品の種類や配合成分等によっては、特定の症状がある人が使用するとその症状を悪化させるおそれがある。」ですが、正しい記述です。

 これまた、そのとおりの記述です。テキストを精読しておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

答え

 「a」は「正」です。

 「b」は「誤」です。

 「c」は「正」です。

 「d」は「正」です。

 「正しい組み合わせ」は…、

 正解:2

 もし、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。

 >>> 次の問題へ。

基本知識

 1問:医薬品の本質

 2問:医薬品のリスク評価

 3問:健康食品

 4問:医薬品の副作用

 5問:アレルギー

 6問:小児

 7問:医薬品の相互作用

 8問:高齢者

 9問:医薬品の品質

 10問:一般用医薬品の定義

 11問:治療者と医薬品

 12問:販売時コミュニケーション

 13問:妊婦等

 14問:サリドマイド訴訟

 15問:一般用医薬品の役割

 16問:HIV訴訟

 17問:HIV訴訟2

 18問:CJD訴訟

 19問:プラセボ効果

 20問:セルフメディケーション

令和2年度 愛媛県 科目別

 ・インデックス

 ・医薬品に共通する特性と基本的な知識(第1~第20問)

 ・主な医薬品とその作用(第21~第60問)

 ・人体の働きと医薬品(第61~第80問)

 ・薬事に関する法規と制度(第81~第100問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(第101問~第120問)

独学向け教材

 使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、

 テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、

 過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。

こまごましたもの

 登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。

 興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。

 そのほか、「登録販売者:医薬品」や「登録販売者:生薬」、「登録販売者:漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。

みんなとシェアする