8問‐愛媛県 過去問と解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、「基本知識」の「高齢者」への作用の問題です。テキストを精読し、過去問演習を繰り返していれば、まず、解ける問題です。貴重な1点を確保です。

8問‐高齢者

 

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難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「ふつう」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

選択肢a

 選択肢aの「医薬品の使用上の注意においては、おおよその目安として 65 歳以上を「高齢者」としている。」ですが、正しい記述です。

 そのとおりの記述です。

 「6・5」の「ろう・ご」で高齢者の年齢を憶えましょう。

 「高齢者と乳児・幼児・小児の年齢の憶え方」なども参考にしてください。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢b

 選択肢bの「一般に高齢者は生理機能が衰えつつあり、特に、肝臓や腎臓の機能が低下していると医薬品の作用が現れにくくなる。」ですが、誤った記述です。

 間違っているのは、「作用が現れにくくなる」のところです。

 正しくは、「作用が強く現れやすくなる」です。

 まあ、常識的に判断できるかと思います。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢c

 選択肢cの「高齢者は、喉の筋肉が衰えて飲食物を飲み込む力が弱まっている(嚥下障害)場合があり、内服薬を使用する際に喉に詰まらせやすい」ですが、正しい記述です。

 「剤形」の「口腔内崩壊錠」を、思い出してみてください。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢d

 選択肢dの「高齢者への一般用医薬品の販売等に際しては、実際にその医薬品を使用する高齢者の個々の状況に即して、適切に情報提供や相談対応がなされることが重要である」ですが、正しい記述です。

 高齢者だからと言って、一律の対応はよくないですね。テキストで確認しておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

答え

 「a」は「正」です。

 「b」は「誤」です。

 「c」は「正」です。

 「d」は「正」です。

 「正しい組み合わせ」は…、

 正解:3

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基本知識

 1問:医薬品の本質

 2問:医薬品のリスク評価

 3問:健康食品

 4問:医薬品の副作用

 5問:アレルギー

 6問:小児

 7問:医薬品の相互作用

 8問:高齢者

 9問:医薬品の品質

 10問:一般用医薬品の定義

 11問:治療者と医薬品

 12問:販売時コミュニケーション

 13問:妊婦等

 14問:サリドマイド訴訟

 15問:一般用医薬品の役割

 16問:HIV訴訟

 17問:HIV訴訟2

 18問:CJD訴訟

 19問:プラセボ効果

 20問:セルフメディケーション

令和2年度 愛媛県 科目別

 ・インデックス

 ・医薬品に共通する特性と基本的な知識(第1~第20問)

 ・主な医薬品とその作用(第21~第60問)

 ・人体の働きと医薬品(第61~第80問)

 ・薬事に関する法規と制度(第81~第100問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(第101問~第120問)

独学向け教材

 使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、

 テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、

 過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。

こまごましたもの

 登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。

 興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。

 そのほか、「登録販売者:医薬品」や「登録販売者:生薬」、「登録販売者:漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。

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