104問‐秋田県 過去問と解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、「適正使用」の「医薬品副作用被害救済制度2」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。

104問‐医薬品副作用被害救済制度2

 

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難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「ふつう」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

選択肢a

 選択肢aの「給付費のうち医療費については、医療費の支給の対象となる費用の支払いが行われ たときから10年以内に請求を行わなければならない。」ですが、誤った記述です。

 間違っているのは、「10年以内」のところです。

 正しくは、「5年以内」です。

 数字は、常に狙われています。「適正使用の数字」を、チェックしておきましょう。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢b

 選択肢bの「給付費のうち障害年金については、医薬品の副作用により一定程度の障害の状態に ある20歳以上の人の生活補償等を目的として給付されるものである」ですが、誤った記述です。

 間違っているのは、「20歳以上の人」のところです。

 正しくは、「18歳以上の人」です。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢c

 選択肢cの「医薬品の副作用による健康被害により、本人が死亡した場合には、当該医薬品を販 売した薬剤師や登録販売者が給付請求を行うことができる。」ですが、誤った記述です。

 ずっこける選択肢です。

 請求できるのは、「本人(又は家族)」です。よく出ます!チェックしておきましょう。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢d

 選択肢dの「要指導医薬品の使用による副作用被害への救済給付の請求に当たっては、医師の診 断書、要した医療費を証明する書類(領収書等)などのほか、その医薬品を販売等し た薬局開設者、医薬品の販売業者が作成した販売証明書等が必要となる」ですが、正しい記述です。

 そのとおりの記述です。

 しばしば出る記述なので、テキストを精読しておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

 なお、選択肢では「要指導医薬品」のみの記載ですが、当然、「一般用医薬品」も同様の証明書等が必要です。

答え

 「a」は「誤」です。

 「b」は「誤」です。

 「c」は「誤」です。

 「d」は「正」です。

 「正しい組み合わせ」は、

 正解:5

 さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。

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適正使用

 101問:添付文書

 102問:添付文書2

 103問:医薬品副作用被害救済制度

 104問:医薬品副作用被害救済制度2

 105問:報告制度

 106問:安全性情報

 107問:副作用情報等の収集、評価

 108問:企業からの副作用報告

 109問:救済給付の支給対象範囲

 110問:報告の仕方

 111問:胃腸薬の適正使用

 112問:添付文書

 113問:添付文書の使用上の注意

 114問:添付文書の使用上の注意2

 115問:相談すること‐基礎疾患

 116問:してはいけない‐長期連用しない

 117問:してはいけない‐飲酒

 118問:一般用医薬品の安全対策

 119問:保管及び取扱い

 120問:医薬品の適正使用等

令和3年度 秋田県 科目別

 ・インデックス

 ・医薬品に共通する特性と基本的な知識(第1~第20問)

 ・主な医薬品とその作用(第21~第60問)

 ・人体の働きと医薬品(第61~第80問)

 ・薬事に関する法規と制度(第81~第100問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(第101問~第120問)

独学向け教材

 使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、

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こまごましたもの

 登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。

 興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。

 そのほか、「登録販売者:医薬品」や「登録販売者:生薬」、「登録販売者:漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。

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