午後第10問‐愛知県 令和4年度(2022年度)過去問と解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、「人体」の「脳や神経系の働き」についての問題です。特に難しいところはありません。テキストを読んで問題集を解いていれば、解けます。

午後第10問‐脳や神経系の働き

 

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難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「ふつう」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

選択肢a

 選択肢aの「気管及び気管支は、副交感神経系が活発になると拡張する。」ですが、誤った記述です。

 間違っているのは、「拡張」のところです。

 「副交感神経系」の活発なときは、「食事・休息」のときです。

 休んでいるときに、ハアハアと息が荒くはなりません。

 「気管及び気管支」は、「収縮」です。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢b

 選択肢bの「目の瞳孔は、交感神経系が活発になると収縮する。」ですが、誤った記述です。

 

 間違っているのは、「収縮」のところです。

 「交感神経系」の活発なときは、「闘争・行動」のときです。

 目の瞳孔は、「拡大」します。相手をよく見るためですね。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢c

 選択肢cの「 脳において、血液の循環量は心拍出量の約15%、酸素の消費量は全身の約20%、ブド ウ糖の消費量は全身の約25%と多い」ですが、正しい記述です。

 そのとおりの記述です。

 数字の憶え方あります。「「人体」の血液の循環量15%、酸素の消費量20%、ブドウ糖の消費量約25%の憶え方」を、参考にしてください。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢d

 選択肢dの「視床下部は、様々な調節機能を担っている部位であり、心拍数を調節する心臓中枢や、呼 吸を調節する呼吸中枢が存在する」ですが、誤った記述です。

 心臓中枢や呼吸中枢は、視床下部にはありません。

 2つがあるのは、「延髄」です。

 テキストで確認しておきましょう。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

答え

 「a」は「誤」です。

 「b」は「誤」です。

 「c」は「正」です。

 「d」は「誤」です。

 「正しい組み合わせ」は、

 正解:5

 さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。

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人体

 午後1問:消化器系

 午後2問:消化酵素 たんぱく質

 午後3問:胆嚢・肝臓

 午後4問:呼吸器系

 午後5問:循環器系

 午後6問:泌尿器系

 午後7問:目の充血

 午後8問:鼻・耳

 午後9問:外皮系・骨格系・筋組織

 午後10問:脳や神経系の働き

 午後11問:薬の吸収

 午後12問:薬の代謝、排泄

 午後13問:薬の体内での働き

 午後14問:剤形と使用方法

 午後15問:皮膚粘膜眼症候群

 午後16問:医薬品の副作用

 午後17問:精神神経系に現れる副作用

 午後18問:消化器系に現れる副作用

 午後19問:泌尿器系・呼吸器系に現れる副作用

 午後20問:皮膚に現れる副作用

令和4年度 愛知県 科目別

 弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。

 ・令和4年度 インデックス

 ・基本的な知識(第1~第20問)

 ・主な医薬品とその作用(第21~第60問)

 ・人体の働きと医薬品(午後 第1~第20問)

 ・薬事に関する法規と制度(午後 第21~第40問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(午後 第41~第60問)

独学向け教材

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こまごましたもの

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