リドカイン・リドカイン塩酸塩‐登録販売者
まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。
リドカイン・リドカイン塩酸塩は、「鼻に用いる薬」の「局所麻酔成分」として配合されています。試験のポイントをまとめたり、出題傾向を「○×」形式の過去問で紹介したりしています。通勤・通学時のおさらい用にどうぞ。
インデックス
おさらい‐手引き抜粋
復習用に、手引きを抜粋すると…、
「局所麻酔成分」
「鼻粘膜の過敏性や痛みや痒みを抑えることを目的として、」
「リドカイン、リドカイン塩酸塩等の局所麻酔成分が配合されている場合がある。」
…と、相なります。
傾向と対策、優先順位
ご存じのように、「リドカイン・リドカイン塩酸塩」は、「鼻に用いる薬」の「局所麻酔成分」として登場します。
市販薬には、「【第2類医薬品】新ルル点鼻薬 16mL
「リドカイン・リドカイン塩酸塩」は、「鼻に用いる薬」の「局所麻酔成分」ですが、あまり試験には出ません。
当該成分は、風邪薬等で問われるのが常です。「鼻に用いる薬」では、その存在だけ頭に入っていればOKです。
優先順位は、「ふつう」です。
過去問○×問題
リドカイン・リドカイン塩酸塩は…、
① リドカイン・リドカイン塩酸塩は、鼻粘膜を清潔に保ち、細菌による二次感染を防止することを目的として配合される。
…といった感じで出題されます。
解説
先の○×問題の解説です。
①の「リドカイン・リドカイン塩酸塩は、鼻粘膜を清潔に保ち、細菌による二次感染を防止することを目的として配合される」ですが、誤った記述です。
設問の記述の「鼻粘膜を清潔に保ち、細菌による二次感染を防止する」ウンヌンなのは、「殺菌消毒成分」です。
リドカイン・リドカイン塩酸塩は、「局所麻酔成分」です。
よって、①は、「×」となります。
試験ポイント
鼻の薬の「リドカイン・リドカイン塩酸塩」ですが、基本の「成分名‐名称」さえ押さえておけば、解けるかと思います。
他の薬でも配合されているので、復習がてら、見ておけばいいでしょう。
「適正使用」対策
「リドカイン・リドカイン塩酸塩」ですが、「使用（服用）しない」論点があります。
本剤を使用して、「アレルギー症状を起こしたことがある人」は…、
「ショック（アナフィラキシー）、皮膚粘膜眼症候群（スティーブンス・ジョンソン症候群）、中毒性表皮壊死融解症（ライエル症候群）等の重篤なアレルギー性の副作用を生じる危険性が高まるため」…、
「使用（服用）しない」となっています。
「医薬品」でも出題可能性があるので、押さえておくべきです。
コツ的なこと
登録販売者の勉強方法等は、「登録販売者の独学」に述べています。独学の概要・注意事項などはこちらで。
次いで、医薬品の成分の暗記が苦手な人へのアドバイスです。
実地が一番頭に入ります。成分・効能が頭に入らない方は、机の前の勉強を止めて、ドラッグストア等で、実際の医薬品を手にしてみてください。
先に挙げた、「【第2類医薬品】新ルル点鼻薬 16mL
テキストの字面だけでは、記憶の残りは悪いので、実物を目で見て触って確かめて、憶えていきましょう。
他のページ
「鼻に用いる薬」の他の「局所麻酔成分」は、リドカイン・リドカイン塩酸塩のみです。
独学向け教材
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。
こまごましたもの
登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。
興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者：語呂合わせ」や「登録販売者：まとめ」、「登録販売者：憶え方」などをお目汚しください。
そのほか、「登録販売者：医薬品」や「登録販売者：生薬」、「登録販売者：漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。
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