製造所等定義 一問一答

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 危険物取扱者 乙種4類(乙4)の「法令(危険物に関する法令)」のうち、「製造所等基準」の「製造所等」の「定義」の一問一答。ポイント・頻出論点を、一問一答形式で勉強する。いやらしい問題が多いので、知識の確認、チェックに有用。

製造所等

 主に、「製造所等」の「定義」について、盲点になりがちな論点を、一問一答にしました。

 知識のチェックや再確認に活用ください。

 「解説」は、下の方にあります。

 間違えた人は、復習用に「お気に入り」などに入れて、空き時間に再チェックです。

問1『屋外貯蔵所とは、屋外にあるタンクにおいて、危険物を貯蔵・取扱をする施設である。』

正誤はこちら。

問2『移動タンク貯蔵所とは、鉄道や自動車に固定されたタンクにおいて、危険物を貯蔵・取扱をする施設である。』

正誤はこちら。

問3『地下タンク貯蔵所とは、地盤面下に埋没されているタンクにおいて、危険物を貯蔵・取扱をする施設である。ただし、簡易タンク貯蔵所を除く。』

正誤はこちら。

問4『屋外タンク貯蔵所とは、屋外のタンクや地盤面下に埋没されているタンクにおいて、危険物を貯蔵・取扱をする施設である。』

正誤はこちら。

問5『一般取扱所の具体例としては、重油等を使用するボイラー施設が挙げられる。』

正誤はこちら。

解説:問1

 問1の『屋外貯蔵所とは、屋外にあるタンクにおいて、危険物を貯蔵・取扱をする施設である。』』ですが、「×」です。

 間違っているのは、「屋外にあるタンク」のところです。

 当該屋外にあるタンクで貯蔵等をするのは、「屋外タンク貯蔵所」です。

 「製造所等定義」の論点では、設問のような“言葉遊び”的なものが多いので、テキストを丁寧に読んでおきましょう。決して、難しくはありません。

解説:問2

 問2の『移動タンク貯蔵所とは、鉄道や自動車に固定されたタンクにおいて、危険物を貯蔵・取扱をする施設である。』ですが、「×」です。

 間違っているのは、「鉄道」のところです。

 「鉄道の固定タンク」は、対象外です。

 つまり、貨物列車の「タンク車」は、移動タンク貯蔵所ではない、といった次第です。

 参考:wiki:タンク車

 「移動タンク貯蔵所」は、ずばり、「タンクローリー」だけと憶えておきましょう。

 なお、「ローリー」とは、イギリス英語で、わたしたちの使う「トラック」と同じ意味です。

 参考:wiki:タンクローリー

解説:問3

 問3の『地下タンク貯蔵所とは、地盤面下に埋没されているタンクにおいて、危険物を貯蔵・取扱をする施設である。ただし、簡易タンク貯蔵所を除く。』ですが、「○」です。

 「地下タンク貯蔵所」の正しい説明です。

 キーワードは、「地盤面下に埋没されているタンク」です。

 テキストで確認しておきましょう。

解説:問4

 問4の『屋外タンク貯蔵所とは、屋外のタンクや地盤面下に埋没されているタンクにおいて、危険物を貯蔵・取扱をする施設である。』ですが、「×」です。

 間違っているのは、「地盤面下に埋没されているタンク」のところです。

 これは、「地下タンク貯蔵所」のキーワードです。

 「屋外タンク貯蔵所」ですが、そのまんまですが、屋外のタンクで構成されています。

解説:問5

 問5の『一般取扱所の具体例としては、重油等を使用するボイラー施設が挙げられる。』ですが、「○」です。

 製造所等の定義は、語句で押さえるよりも、具体的な施設をイメージする方が頭に残ります。

 選択肢のいう「一般取扱所」は、とどのつまり、「ボイラー施設」です。

 「製造所等」では、具体例の当否も問われるので、テキストをチェックしておきましょう。

総評+補足

 以上、「製造所等基準」の「定義」の一問一答でした。

 基礎・基本レベルです。

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