第105問‐東京都 令和5年度(2023年度)過去問と解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、「適正使用」の「相談すること 次の診断を受けた人」についての問題です。「相談すること」の出題で、難易度は高いです。勉強していない人は、無理です。「捨て問」で臨んでください。ただ、基本的な選択肢は、復習だけはしておきましょう。

第105問‐相談すること 次の診断を受けた人

 

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難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「難」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

選択肢a

 選択肢aの「サントニン‐甲状腺機能亢進症」ですが、誤った記述です。

 「サントニン」ですが、これが「相談すること」となるのは、「肝臓病」です。

 「医薬品」でも勉強するので、大丈夫かと思います。チェックしておきましょう。

 参考:医薬品‐サントニン

 よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢b

 選択肢bの「エテンザミド‐肝臓病」ですが、正しい記述です。

 そのとおりの記述です。

 エテンザミドのほか、「アスピリン、アスピリンアルミニウム、イブプロフェン、イソプ ロピルアンチピリン、アセトアミノフェ ン」も、「相談すること」となっています。

 できれば、押えておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢c

 選択肢cの「メチルエフェドリン塩酸塩‐心臓病」ですが、正しい記述です。

 正しい記述です。

 「心臓病」で「相談すること」となるのは数が多いです。「後回し」にしましょう。憶えられないですわ。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢d

 選択肢dの「マオウ‐貧血」ですが、誤った記述です。

 「貧血」で「相談すること」となるのは、「ピペラジンリン酸塩等のピペラジンを 含む成分」です。

 「貧血」で「相談すること」なのは、当該ピペラジンの1個しかないので、優先して、押えておきましょう。

 「医薬品」の「ピペラジンリン酸塩」も、参考にしてください。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

 ちなみに、「マオウ」ですが、「相談すること 生薬」を一読願います。

答え

 「a」は「誤」です。

 「b」は「正」です。

 「c」は「正」です。

 「d」は「誤」です。

 「正しい組み合わせ」は、

 正解:3

 さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。

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適正使用

 101問:添付文書

 102問:製品表示の記載

 103問:使用しない 透析療法を受けている人

 104問:使用しない 牛乳によるアレルギー症状

 105問:相談すること 次の診断を受けた人

 106問:相談すること 次の症状がある人

 107問:使用しない 妊婦等

 108問:運転操作をしない

 109問:漢方処方製剤 連用しない

 110問:次の部位には使用しない

 111問:登録販売者の説明

 112問:安全性情報等

 113問:副作用情報等の収集

 114問:製造販売業者の副作用等の報告

 115問:副作用情報等の評価及び措置

 116問:医薬関係者の副作用等の報告

 117問:救済制度の給付

 118問:医薬品副作用被害救済制度

 119問:一般用医薬品の安全対策

 120問:啓発活動

令和5年度 東京都 科目別

 弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。

 ・令和5年度 インデックス

 ・基本的な知識(第1~第20問)

 ・人体の働きと医薬品(第21~第40問)

 ・薬事に関する法規と制度(第41~第60問)

 ・主な医薬品とその作用(第61~第100問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(第101問~第120問)

独学向け教材

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こまごましたもの

 登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。

 興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。

 そのほか、「登録販売者:医薬品」や「登録販売者:生薬」、「登録販売者:漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。

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