本問は、眼科用薬についての問題です。難しいところはありません。基礎・基本事項の出題です。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
aの「プラノプロフェンは、炎症を生じた眼粘膜の組織修復を促すことを目的として用いられる。」ですが、誤った記述です。
プラノプロフェンは、「抗炎症成分」です。
参考:プラノプロフェン
選択肢のいう「組織修復成分」には、「アズレンスルホン酸ナトリウム」や「アラントイン」などがあります。
選択肢の「a」は、「誤」と相なります。
bの「ネオスチグミンメチル硫酸塩は、コリンエステラーゼの働きを抑える作用を示し、毛様体におけるアセチルコリンの働きを助けることで、目の調節機能を改善する効果を目的として用いられる。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。テキストで確認しておきましょう。
ここは、「ひっかけ」が実によく出るところです。
たとえば、「“アセチルコリン”の働きを抑える作用を示し、毛様体における“コリンエステラーゼ”の働きを助ける」とか…、
「コリンエステラーゼの働きを“促す”作用を示し、毛様体におけるアセチルコリンの働きを“抑える”」などと出題されるので、注意してください。
よって、選択肢の「b」は、「正」と相なります。
cの「ヒアルロン酸ナトリウムは、眼粘膜のタンパク質と結合して皮膜を形成することで、外部の刺激から保護することを目的として用いられる。」ですが、誤った記述です。
ヒアルロン酸ナトリウムは、「添加物(粘稠化剤)」で、コンドロイチン硫酸ナトリウムと結合することにより、その粘稠性を高める成分です。
選択肢のいうように、「眼粘膜のタンパク質と結合して皮膜を形成」するのは、「硫酸亜鉛」です。
参考:硫酸亜鉛
よって、選択肢の「c」は、「誤」と相なります。
dの「サルファ剤は、細菌感染(ブドウ球菌や連鎖球菌)による結膜炎やものもらい(麦粒腫)、眼瞼炎などの化膿性の症状の改善を目的として用いられる」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。
サルファ剤は、「抗菌成分」です。
「サルファ剤(スルファメトキサゾール、スルファメトキサゾールナトリウム)」なども、一読願います。
よって、選択肢の「d」は、「正」と相なります。
「a」は「誤」です。
「b」は「正」です。
「c」は「誤」です。
「d」は「正」です。
「正しい組み合わせ」は、
正解:4
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
61問:かぜ(感冒)・・・「ふつう」。
62問:かぜ薬(総合感冒薬)・・・「ふつう」。
63問:解熱鎮痛薬・・・「ふつう」。
64問:漢方処方製剤‐鎮痛・・・「ふつう」。
65問:眠気を促す薬・・・「やや難」。
66問:眠気防止薬・・・「ふつう」。
67問:鎮暈薬・・・「ふつう」。
68問:小児の疳の薬・・・「やや難」。
69問:生薬‐鎮咳去痰薬・・・「難」。
70問:鎮咳去痰薬・・・「ふつう」。
71問:口腔咽喉薬・うがい薬(含嗽薬)・・・「やや難」。
72問:胃の薬・・・「ふつう」。
73問:腸の薬1・・・「ふつう」。
74問:腸の薬2・・・「ふつう」。
75問:胃腸鎮痛鎮痙薬・・・「ふつう」。
76問:駆虫薬・・・「ふつう」。
77問:強心薬・・・「難」。
78問:コレステロール・・・「ふつう」。
79問:高コレステロール改善薬・・・「ふつう」。
80問:貧血用薬・・・「ふつう」。
81問:ユビデカレノン・・・「ふつう」。
82問:外用痔疾用薬・・・「ふつう」。
83問:漢方処方製剤・・・「難」。
84問:婦人薬・・・「難」。
85問:内服アレルギー用薬・・・「やや難」。
86問:鼻炎用点鼻薬・・・「ふつう」。
87問:眼科用薬・・・「ふつう」。
88問:外皮用薬1・・・「ふつう」。
89問:外皮用薬2・・・「ふつう」。
90問:抗菌作用のある外皮用薬・・・「ふつう」。
91問:毛髪用薬・・・「やや難」。
92問:歯痛・歯槽膿漏薬・・・「ふつう」。
93問:禁煙補助剤・・・「ふつう」。
94問:ビタミン主薬製剤・・・「ふつう」。
95問:滋養強壮保健薬・・・「ふつう」。
96問:漢方処方製剤と生薬・・・「ふつう」。
97問:生薬・・・「難」。
98問:消毒薬・・・「ふつう」。
99問:殺虫剤・・・「ふつう」。
100問:一般用検査薬・・・「ふつう」。
弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。
登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。
興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。
そのほか、「登録販売者:医薬品」や「登録販売者:生薬」、「登録販売者:漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。
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