第60問‐新潟県 令和4年度（2022年度）過去問と解説
まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。
本問は、「人体」の「精神神経系に現れる副作用」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
第60問‐精神神経系に現れる副作用
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難易度コメント＋こたえ
本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢a
選択肢aの「医薬品の副作用の不眠、不安、震え（振戦）、興奮、眠気、うつ等の精神神経症 状は、定められた用法・用量に従って服用すれば発生することはない。
精神神経系の副作用ですが、これは、通常の用法用量でも発生します。
テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢b
選択肢bの「眠気を催すことが知られている医薬品を使用した後は、乗物や危険な機械類の運 転操作に従事しないよう十分注意することが必要である」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。
「適正使用」の「運転操作しない」の論点を思い出してください。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢c
選択肢cの「医薬品の副作用としての無菌性髄膜炎は、全身性エリテマトーデス、混合性結合組織病、関節リウマチ等の基礎疾患がある人で発症リスクが高い。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。
なお、他県では、「全身性エリテマトーデス、混合性結合組織病、関節リウマチ」のところが問われています。
たとえば、「無菌性髄膜炎が生じやすくなる基礎疾患はどれか？」的な出題があったので、ガチ暗記は無用ですが、病名のところもチェックしておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢d
選択肢dの「心臓や血管に作用する医薬品により、頭痛やめまい、浮動感（体がふわふわと宙 に浮いたような感じ）、不安定感（体がぐらぐらする感じ）等が生じることがあ る」ですが、正しい記述です。
手引きでは、「３）その他」に出てくる記述で…、
「心臓や血管に作用する医薬品により、頭痛やめまい、浮動感（体がふわふわと宙に浮いたよう な感じ）、不安定感（体がぐらぐらする感じ）等が生じることがある。」
「これらの症状が現れた場合は、原因と考えられる医薬品の使用を中止し、症状によっては医師の診療を受けるなどの対応が必要である」
…となっています。
ガチ暗記は無用ですが、精読しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
答え
「a」は「誤」です。
「b」は「正」です。
「c」は「正」です。
「d」は「正」です。
「正しい組み合わせ」は、
正解：1
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は２回念押し‐最終得点は２～３点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
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令和4年度 新潟県 科目別
独学向け教材
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