第44問‐新潟県 令和4年度(2022年度)過去問と解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、「人体」の「呼吸器系」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。

第44問‐呼吸器系

 

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難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「ふつう」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

選択肢a

 選択肢aの「鼻腔から気管支までの呼気及び吸気の通り道を気道といい、そのうち、咽頭・喉頭までの部分を上気道気管から気管支、肺までの部分を下気道という。」ですが、正しい記述です。

 そのとおりの記述です。

 各器官の定義は、全国的に問われるようになっています。

 本問の気道、上気道と下気道のところは、チェックしておきましょう。

 選択肢の太文字部分のところです。出題実績あります。

 たとえば、「咽頭・喉頭から“気管”までの部分を上気道」などと出ています。テキストを精読しておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢b

 選択肢bの「喉頭から肺へ向かう気道が左右の肺へ分岐するまでの部分を気管支という。」ですが、誤った記述です。

 間違っているのは、「気管支」のところです。

 正しくは、「気管」です。

 当該気管支ですが、「肺の中で複数に枝分かれする部分」です。テキストで確認しておきましょう。

 また、「喉頭」のところが、「咽頭」に変えられるので、チェックしておきましょう。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢c

 選択肢cの「扁桃は咽頭の後壁にあり、リンパ組織が集まってできている」ですが、正しい記述です。

 そのとおりの記述です。テキストで確認しておきましょう。

 先の選択肢でも言いましたが、同様に、「咽頭」が「喉頭」に変えられるので、チェックしておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢d

 選択肢dの「肺は、肺自体の筋組織により、自力で膨らんだり縮んだりして呼吸運動を行うこ とができる」ですが、誤った記述です。

 肺は、自力で呼吸運動ができません。

 手引きには…、

 「肺自体には肺を動かす筋組織がないため、自力で膨らんだり縮んだりするのではなく、」

 「横隔膜や肋間筋によって拡張・収縮して呼吸運動が行われている

 …とあります。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

答え

 「a」は「正」です。

 「b」は「誤」です。

 「c」は「正」です。

 「d」は「誤」です。

 「正しい組み合わせ」は、

 正解:2

 さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。

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人体

 41問:胃

 42問:小腸及び膵臓

 43問:胆嚢及び肝臓

 44問:呼吸器系

 45問:血液

 46問:泌尿器系

 47問:鼻及び耳

 48問:目の充血

 49問:外皮系

 50問:リンパ系

 51問:中枢神経系

 52問:自律神経系

 53問:医薬品の代謝、排泄

 54問:医薬品の剤形

 55問:ショック(アナフィラキシー)

 56問:偽アルドステロン症

 57問:消化器系に現れる副作用

 58問:呼吸器系に現れる副作用

 59問:循環器系に現れる副作用

 60問:精神神経系に現れる副作用

令和4年度 新潟県 科目別

 ・インデックス

 ・薬事に関する法規と制度(第1~第20問)

 ・医薬品に共通する特性と基本的な知識(第21~第40問)

 ・人体の働きと医薬品(第41~第60問)

 ・主な医薬品とその作用(第61~第100問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(第101問~第120問)

独学向け教材

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