危険物取扱者 乙種3類(乙3)の合格率と挫折率

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 危険物取扱者 乙種3類(乙3)の合格率と挫折率のデータ。その他、受験者数も併せて挙げる。乙3の合格率は、受験者数ともども、年々、じわじわと下がっており、他の類同様に、減少傾向は明白である。合格率は高め。挫折率は少ない。おまけの、お布施額と、乙3関連リンクも。

乙種3類(乙3)の合格率

 危険物取扱者の乙種3類(乙3)の直近の平成28年度の合格率は「68.4%」です。

 過去の平均は、「68.6%」となっています。

 乙3の合格率は、例年「70%」台が続いていましたが、試験が難化したため、この数年で60%台に低下しました。

 乙3は、乙種の中でも合格率の高いほうですが、これには理由があります。

 乙3は、危険物の数が多くて、かつ、“ややこしい性質のものが多数”のため、試験勉強の手間がかかるのです。このため、他類との難易度調整から、試験問題に多少の手心があり、“テキストをちゃんと消化していれば点の取れる出題が多い”といった寸法です。

 また、高合格率の背景としては、「甲種の受験資格獲得」という、具体的な目的を持った受験生が多いのも、背景にあります。

 「甲種」の受験資格に、「乙類4つ」があるのですが、これは、乙3と乙5が固定で、「乙1 or 乙6」のどちらか、そして、「乙2 or 乙4」のどちらかが指定されています。

 乙3は、受験資格を得るためにはどうしても取得しないといけないため、気合の入った受験生が多い→合格者多い、という塩梅です。

 一方で、乙3自体に需要がないので、受験者数は減少の一途です。

 参考:乙3独学資格ガイド

 なお、乙3は、難化したとはいえ、きちんと勉強すればまず受かるので、過度の心配は無用です。

乙3の挫折率

 挫折率とは、「試験を申し込みはしたが、本試験は受けなかった、試験放棄をした人の割合」です。

 乙3の挫折率は、例年「4%」と低く、申し込んだ人のほとんどが受験していることがわかります。

 ちなみに、乙4の挫折率は「11%弱」で、甲種のそれは、「14%強」となっています。

 乙3の挫折率が低い理由は、「乙種3類の独学」でも述べていますが、やはり、「性消1科目」だからでしょう。

 危険物取扱者の乙種には、試験免除制度があり、乙種の何がし(ほとんどは乙4)があれば、試験科目のうち、「法令」と「物化」が免除され、試験は「性消」の10問だけとなる次第です。

 性消10問分の試験勉強は、おおむね、2週間から3週間あれば、消化できますから、穏当に、本試験に間に合う→試験放棄少なし、ってな具合かと思われます。

 次は、試験放棄者のお布施額です。

おまけ:お布施額

 お布施とは、「試験を放棄した人数に、受験料をかけた数字」です。

 乙3は、おおむね毎年650人が試験を放棄しています。

 乙3の受験料は「3,400円」ですので、1年につき「221万円」が、お布施されていることになります。

 お布施はほどほどに。

乙3の勉強方法など-リンク

 乙3の勉強方法や、独学での進め方は「乙種3類の独学」をばご参考ください。

独学向け教材-リンク

 「教材レビュー」にて詳細に述べていますが、読むのがメンドウな人は…、

 テキストには「チャレンジライセンス 乙種1・2・3・5・6類危険物取扱者テキスト 新訂版」を…、

 過去問には、「乙種1・2・3・5・6類危険物取扱者試験」でそろえれば、鉄壁です。(本書は毎年版が改まるので、必ず『年度』を確かめてください。

 高合格率ですが、難化傾向にある今は、テキストに過去問を追加するほうが無難です。

危険物取扱者のこまごましたもの

 危険物取扱者に関するこまごましたことは、たとえば、「危険物取扱者や消防設備士を他府県受験するときの願書と封筒」などを、ブログにも投稿しています。

 興味のある方は、「危険物取扱者:ブログ記事」をばご参考ください。

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