危険物取扱者 乙種1類(乙1)の合格率と挫折率

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 危険物取扱者 乙種1類(乙1)の合格率と挫折率のデータ。その他、受験者数も併せて挙げる。乙1の合格率は年々、じわじわと下がっており、70%を切るようになっている。合格者のみならず、受験者も減りつつあり、過去5年で2割以上、減っている。おまけに、お布施額と、乙1関連リンクも。

乙種1類(乙1)の合格率

 危険物取扱者の乙種1類(乙1)の直近の平成27年度の合格率は「66.6%」です。

 過去の平均は、「68.6%」となっています。

 乙1の合格率は、例年「70%」台が続いていましたが、試験が難化したため、この数年で60%台に低下しました。

 合格率の減少がどこまで進むか、予断を許しませんが、おおむね「65%」くらいまで下がっても、おかしくないと思われます。ちなみに、乙6のそれは「65%」をうろうろしています。

 乙1は、合格率の低下のみならず、受験者数の低下も顕著です。

 受験申し込み数は、過去5年で2割以上も下がり、かつては2万人も申請したのが、今では1万3千人にまで、落ち込んでいます。

 乙1自体、需要が少ないことに加え、試験が難化したことも、受験者数の減少に拍手をかけたように思われます。

 参考:乙1独学資格ガイド

 加えて言うと、乙1は「甲種」の受験資格獲得のため、取得する人が多いのですが、ライバルの乙6のほうが、危険物の数が少ないので(乙1は27個、乙6は6個)、当該勉強量のボリュームの多さも、受験生の減少の一因となっています。

 なお、乙1は、難化したとはいえ、きちんと勉強すればまず受かるので、過度の心配は無用です。

乙1の挫折率

 挫折率とは、「試験を申し込みはしたが、本試験は受けなかった、試験放棄をした人の割合」です。

 乙1の挫折率は、例年「3%」と低く、申し込んだ人のほとんどが受験していることがわかります。

 ちなみに、乙4の挫折率は「10%弱」で、甲種のそれは、「12%強」となっています。

 乙1の挫折率が低い理由は、「危険物取扱者 乙種1類の独学」でも述べていますが、やはり、「性消1科目」だからでしょう。

 危険物取扱者の乙種には、試験免除制度があり、乙種の何がし(ほとんどは乙4)があれば、試験科目のうち、「法令」と「物化」が免除され、試験は「性消」の10問だけとなる次第です。

 性消10問は、おおむね、2週間から3週間あれば、消化できますから、穏当に、本試験に間に合う→試験放棄少なし、ってな具合かと思われます。

 次は、試験放棄者のお布施額です。

おまけ:お布施額

 お布施とは、「試験を放棄した人数に、受験料をかけた数字」です。

 乙1は、おおむね毎年600人が試験を放棄しています。

 乙1の受験料は「3,400円」ですので、1年につき「204万円」が、お布施されていることになります。

 お布施はほどほどに。

乙1の勉強方法など-リンク

 乙1の勉強方法や、独学での進め方は「乙種1類の独学」をばご参考ください。

独学向け教材-リンク

 「教材レビュー」にて詳細に述べていますが、読むのがメンドウな人は…、

 テキストには「チャレンジライセンス 乙種1・2・3・5・6類危険物取扱者テキスト 新訂版」を…、

 過去問には、「乙種1・2・3・5・6類危険物取扱者試験」でそろえれば、鉄壁です。(本書は毎年版が改まるので、必ず『年度』を確かめてください。

 高合格率ですが、難化傾向にある今は、テキストに過去問を追加するほうが無難です。

危険物取扱者のこまごましたもの

 危険物取扱者に関するこまごましたことは、たとえば、「危険物取扱者や消防設備士を他府県受験するときの願書と封筒」などを、ブログにも投稿しています。

 興味のある方は、「危険物取扱者:ブログ記事」をばご参考ください。

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