独学でススメ-読むだけで独学合格できるかもしれない、適当なヒントとTips

風呂掃除にクエン酸-主に水垢(カルシウム汚れ)に

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

お風呂掃除を簡単に済ませたいなら、クエン酸を使う。水垢(カルシウム汚れ)と風呂一般の汚れが、霧吹きだけでそこそこ落ちる。

結構な重労働となる風呂掃除。

ぴかぴかに掃除をする気は毛頭ないが、汚いのもイヤ。

こういう方に、そこそこの労力で、“そこそこの清潔感と掃除した感”が得られるお風呂掃除の紹介です。

やり方はカンタンで、タイトルにあるように、「クエン酸」を風呂掃除に使うという寸法です。

クエン酸を風呂掃除に取り入れるだけで、頑固な水垢汚れ(白っぽいくすんだ汚れ)とお風呂一般の汚れが、手間要らずでお掃除できます。

まず、霧吹きとクエン酸を用意します。

小さじ1杯ほどを霧吹きに入れます。ま、クエン酸の量は適当でいいです。

あまりにクエン酸を入れると、霧吹きの霧で、酢にむせるような状態になるだけです。

水を400cc程度入れて、振ってクエン酸を溶かします。

水の量も、ホントは適当でいいです。

これで、準備終了です。

で、先ほど作ったクエン酸水溶液を、お風呂場の壁、ドア、洗面器、椅子、石鹸・シャンプー入れ、浴槽に、たっぷりと満遍なく吹きかけます。

吹き付けたら、10~15分ほど待ちます。紅茶でも飲みましょう。

時間が経てば、シャワーで洗い流します。

そうすると、なんとなく、綺麗になった感があるはずです。

綺麗に見える理由は、水垢が取れたからです。

水垢とは、水に含まれているカルシウムが固まったものです。

お風呂の掃除を怠ると、何となく燻ったというか、くぐもった感じになるのは、当該お湯や水に含まれているカルシウムが、そこらじゅうで固まって、風呂場に残ってしまうからです。

お風呂全体にうっすらとカルシウムが付着して、膜を作っているかのごとくになっているわけです。

カルシウムだけに、一度固まってしまうと、こすっても取れません。だから、普通の掃除だと、きちんと磨いたのになんだか綺麗になった感じがないのでした。

そこで、クエン酸の「酸」と、水垢の「カルシウム」とを反応させて、取り除くという寸法です。

クエン酸を吹き付ければ、力をほとんど入れることなく、水垢が取れることでしょう。

なお、あまり風呂掃除をしない方は、当該クエン酸掃除をすると、お風呂場の床から15センチ上のところに、白い滝状のものが残っているはずです。

それだけ、水垢なるカルシウム汚れがお風呂場周辺に引っ付いていて、1回の掃除では取れなかったのでした。

白い滝上のものは、クエン酸で一度解けたカルシウム汚れが、再び固まったという寸法です。

この場合は、次回のお掃除の際で結構ですので、クエン酸を吹きかけた後、軽くスポンジで擦るようにしてください。それでかなりが取れるはずです。

当該クエン酸掃除は、水垢のみならず、石鹸かすの汚れ等々の風呂一般の汚れにも効き目があります。

わたしの場合、夏場は1週間に1回、冬場には3週間に1回ペースで、当該クエン酸吹き付け風呂掃除をしています。

「適当に吹きかけてシャワーで流す」が基本の掃除で、汚れが目立つようになったらスポンジ擦りを付け加えています。

また、当該クエン酸吹き付け風呂掃除の利点は、“お手伝い”としてさせることができる点です。

クエン酸を溶かした水は、すっぱいだけの水です。

目に入ると痛いし、濃度が高いとむせますが、危険性という点では、お風呂の洗剤と比較になりません。

ぶっちゃけ、溶かしたクエン酸水は飲めます。わたしの夏の定番のカロリーゼロ・糖質ゼロ飲料です。

そういうわけで、お手伝いとして、子どもにさせることができるのも、当該掃除方法の優れた点です。

子どもにしても、今後、“こんなカンタンに風呂が掃除できるのか”という経験が得られるのは、大きいように思われます。

ずぼらな親には、ずぼらな子ども。ならば、ずぼらな掃除方法を教えるのが、親としての勤めでありましょう。

ちなみに、クエン酸は1キロ700円前後です。コスト的に、あってなきが如し、です。

わたしが使っているのは、「ニチガ:クエン酸1キログラム」です。費用対効果は一番でしょう。

なお、風呂掃除には、重曹も大いに使えます。

アカ汚れ、石鹸カス、ぬるぬる、カビ等々、風呂掃除と重曹の相性は抜群です。「お風呂掃除に重曹を」の方も参考にしてみてください。

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