ぬいぐるみ・クッション・座布団は、人体との接触が多い割りに、なかなか洗えない物です。
そのためか、そこそこ臭ってきます。
こうした、洗いにくい物の臭いに重曹を使う、という次第です。
大き目のビニール袋かゴミ袋に、ぬいぐるみなりクッションなり座布団なり配偶者なり、洗いにくいものを入れます。
重曹を適当にざぱざぱと振り掛けます。
量は適当でいいです。多少掛けすぎても、支障はありません。
ふくろの口を閉じるなり縛るなりして、満遍なく重曹が行き渡るように、2~3回ふくろを振ります。
で、適当なところに放置します。日当たりのいいベランダが最高のロケーションです。
しばらく放置して、付着した重曹をはたいて取り除けば終了です。
これで大体の臭いは取れます。
大概の臭いは、先のビニール袋+重曹で取れます。
しかし、ときには、配偶者のようなたちの悪い臭いもあります。
この場合、重曹を霧吹きに入れて水で溶かし、当該重曹水をぬいぐるみ等に散布しつつ、日干しして紫外線消毒を行います。
キツイ臭いだと、1回では取れないはずです。
クンクンしても臭いが残っているときは、上記作業を2~3回繰り返します。
重曹水は、結構多めに吹き付けても、天気のいい日ならすぐに乾くので、大丈夫です。
臭いのきついところには、びしょびしょになるくらい、吹き付けてください。
わたしの場合、ついウッカリして、1年くらい干してなかった座布団があって、頑固に臭っておりました。
都合5日間ほど、霧吹き+日干しして、ようやく臭いが和らいだってな寸法です。
ビニールふくろ方式と比べると、多少手間がかかりますが、強力に臭いが取れるのでお試しください。
重曹を使って臭い消しをしてしばらく経つと、白っぽいものが滲み出るときがあります。
重曹を大目に使った場合や、重曹の除去が不十分なときに、白染みがでます。
当該白っぽいものは、残っていた重曹が湿気(水分)と反応したもので、まあ、一種の塩です。
人体に影響はありませんが、あたかも“汗じみ”のように見えるので、不恰好です。
この場合、クエン酸を水に溶かして、霧吹きで吹き付けてみてください。
薄いものなら1回で、濃度の高いものでも2~3回、吹き付ければ当該白っぽいものは、クエン酸の酸と反応して、なくなります。
なお、重曹は、人体と接触のあるものなので、食用グレードのものを使うのを推薦します。
クエン酸も、掃除用ではなく、食用グレードの方が無難かと思います。
参考:重曹(食用グレード)
参考:クエン酸(食用グレード)
2015年8月10日 12:09 PM
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