登録販売者山梨県過去問＋解説令和6年度（2024年度）第107問

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

　本問は、「適正使用」の「相談すること‐かぜ薬」についての問題です。難しいところはありません。「相談すること」の問題で、難しいです。できなくても仕方がありません。しかし、過去問に出たことは、甘く見てはいけないので、復習だけはしておきましょう。

山梨県第107問‐相談すること‐かぜ薬

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難易度コメント＋こたえ

　本問の難易度は、「難」です。

　なお、本問の解答は、こちら（数字のみ）です。

解説

　この薬には、「抗ヒスタミン成分」の「クロルフェニラミンマレイン酸塩」が入っています。

　「ジフェンヒドラミン塩酸塩、クロルフェニラミンマレイン酸塩等の抗ヒスタミン成分」は、「排尿困難」の人が「相談すること」となっています。

　理由は、「排尿筋の弛緩と括約筋の収縮が起こり、尿の貯留を来すおそれがあるため。特に、前立腺肥大症を伴っている場合には、尿閉を引き起こすおそれがあるため。」です。

　この選択肢だけでも、取れるようになりましょう。

　よって、「３」が答えです。

補足イ

　「１むくみ」ですが、「グリチルリチン酸二カリウム、グリチルレチン酸、カンゾウ等のグリチルリチン酸を含む成分」が「相談すること」となります。

　理由は、「偽アルドステロン症の発症のおそれが特にあるため」です。

　これは、押えておきましょう。

補足ロ

　「２はげしい目の痛み」ですが、「眼科用薬」が「相談すること」となります。

　理由は、「急性緑内障、角膜潰瘍又は外傷等の可能性が考えられるため」です。

補足ハ

　「４吐き気・嘔吐」ですが、「瀉下薬（ヒマシ油、マルツエキスを除く）、浣腸薬、ビサコジルを主薬とする坐薬」が「相談すること」となります。

　理由は、「急性腹症（腸管の狭窄、閉塞、腹腔内器官の炎症等）の可能性があり、瀉下薬や浣腸薬の配合成分の刺激によって、その症状を悪化させるおそれがあるため。」です。

答え

　正解：3

　さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は２回念押し‐最終得点は２～３点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。

　>>> 次の問題へ。

適正使用

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