33問‐東京都 H28年度(2016年度)過去問と解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、剤形についての問題です。難しいところはありません。きちんと勉強していれば、100%、取れる問題です。

33問‐剤形

 

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難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「ふつう」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

解説:a

 誤りです。ダメダメです。

 口腔内崩壊錠は、唾液で速やかに溶けるよう工夫された錠剤で、水なしで服用できるものです。飲み込むのが苦手な高齢者や乳幼児等が容易に飲み込めるものです。

 問題文のいう「薬効を期待する部位が口の中や喉であるものが多く、飲み込まずに口の中で舐めて、徐々に溶かして使用する」のは、「トローチやドロップ」が該当します。

 んなもんで、選択肢の「a」は、「誤」と相なります。

解説:b

 正しいです。

 顆粒剤は、問題文のいうように、コーティングされているときがあるので、水などで食道に流し込みます。

 んなもんで、選択肢の「b」は、「正」と相なります。

解説:c

 誤った記述です。よく出ます。「逆」です。

 水と遮断したいときは軟膏剤で、水で洗い流したいときはクリーム剤です。

 女性が帰宅後に使う洗眼クリームくらいの語呂で、つまり、「水で洗う・・・クリーム」ってな感じで憶えるといいでしょう。

 よって、選択肢の「c」は、「誤」と相なります。

解説:d

 正しい記述です。テキストで確認しておきましょう。

 選択肢の「d」は、「正」と相なります。

答え

 「a」は「誤」です。

 「b」は「正」です。

 「c」は「誤」です。

 「d」は「正」です。

 「正しい組み合わせ」は、「4」と相なります。

 正解:4

 さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。

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人体

 21問:消化器系・・・「ふつう」。

 22問:肝臓・・・「ふつう」。

 23問:呼吸器系・・・「ふつう」。

 24問:心臓血管・・・「ふつう」。

 25問:リンパ系等・・・「ふつう」。

 26問:泌尿器系・・・「ふつう」。

 27問:感覚器官・・・「ふつう」。

 28問:外皮系・・・「ふつう」。

 29問:筋組織・・・「ふつう」。

 30問:神経系・・・「ふつう」。

 31問:医薬品吸収・・・「ふつう」。

 32問:代謝排泄・・・「ふつう」。

 33問:剤形・・・「ふつう」。

 34問:ショック・・・「ふつう」。

 35問:副作用1・・・「ふつう」。

 36問:副作用2・・・「ふつう」。

 37問:副作用3・・・「ふつう」。

 38問:副作用4・・・「ふつう」。

 39問:副作用5・・・「ふつう」。

 40問:副作用6・・・「ふつう」。

H28 東京都 科目別

 弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。

 ・H28 東京 ガイダンス

 ・医薬品に共通する特性と基本的な知識(第1~第20問)

 ・人体の働きと医薬品(第21~第40問)

 ・薬事に関する法規と制度(第41~第60問)

 ・主な医薬品とその作用(第61~第100問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(第101問~第120問)

独学向け教材

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こまごましたもの

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