第16問‐鳥取県 令和5年度（2023年度）過去問と解説
まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。
本問は、「基本知識」の「適正使用と副作用」についての出題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
第16問‐適正使用と副作用
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難易度コメント＋こたえ
本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢a
選択肢aの「医薬品は、その目的とする効果に対して副作用が生じる危険性が最小限となるよう、 使用する量や使い方が定められている。」ですが、正しい記述です。
いわゆる「用法用量を守る」ですね。
テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢b
選択肢bの「一般用医薬品には、使用してもドーピングに該当する成分を含んだものはない」ですが、誤った記述です。
んなーこたない選択肢です。
手引きには…、
「スポーツ競技者については、医薬品使用においてドーピングに注意が必要である。」
「一般 用医薬品にも使用すればドーピングに該当する成分を含んだものがあるため、スポーツ競技者か ら相談があった場合は、専門知識を有する薬剤師などへの確認が必要である。」
…とあります。
よって、選択肢は、「誤」となります。
ちなみに、令和４年度の改正事項です。
だんだん出るようになってきているので、チェックしておきましょう。
選択肢c
選択肢cの「一般用医薬品は作用が著しくないため、乱用の繰り返しによっても、慢性的な臓器障 害までは生じない。」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「慢性的な臓器障 害までは生じない」のところです。
乱用の繰り返しに よって慢性的な臓器障害等を生じるおそれもあります。
テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢d
選択肢dの「人体に直接使用されない医薬品についても、使用する人の誤解や認識不足によって、 副作用につながることがある」ですが、正しい記述です。
「人体に直接使用されない医薬品」ですが、殺虫剤とかですね。
たとえば、「有機リン系殺虫成分」は、大量に暴露すると、神経の異常な興奮が起こり、縮瞳、呼吸困難、筋肉麻痺等の副作用の生じるおそれがあります。
「医薬品」で学んだことを、フルに活用してください。
よって、選択肢は、「正」となります。
答え
「a」は「正」です。
「b」は「誤」です。
「c」は「誤」です。
「d」は「正」です。
「正しい組み合わせ」は…、
正解：1
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は２回念押し‐最終得点は２～３点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
基本知識
令和5年度 鳥取県 科目別
独学向け教材
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。
こまごましたもの
登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。
興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者：語呂合わせ」や「登録販売者：まとめ」、「登録販売者：憶え方」などをお目汚しください。
そのほか、「登録販売者：医薬品」や「登録販売者：生薬」、「登録販売者：漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。
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