第3問‐栃木県 令和5年度(2023年度)過去問と解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、「法規」の「薬局」の問題です。難しいところはありません。テキストを精読していれば、おおむね解ける選択肢ばかりです。問題文をよく読んで、常識的に考えれば解ける問題です。

第3問‐薬局

 

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難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「ふつう」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

選択肢a

 選択肢aの「薬局開設者は、配置販売業の許可を受けなくても、配置により医薬品を販売する ことができる。」ですが、誤った記述です。

 配置販売をするには、配置販売業の許可が必要です。

 薬局だと、配置販売業の許可が無用といった記述は、テキストになかったはずです。

 難しく考えないで、解答してください。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢b

 選択肢bの「薬局は、特定の購入者の求めに応じて医薬品の包装を開封して分割販売すること ができる。」ですが、正しい記述です。

 定番論点です。

 薬局は、分割販売が可能です。

 手引きには…、

 「薬局、店舗販売業及び卸売販売業では、特定の購入者の求めに応じて医薬品の包装を開 封して分割販売(いわゆる「量り売り」、「零売」と呼ばれることもある。)することができる。」

 …とあります。

 よって、選択肢は、「正」となります。

 なお、「配置販売業」は、分割販売ができないです。

 「医薬品の分割販売と、毒薬・劇薬の開封販売のまとめ‐登録販売者 法規」を、一読願います。

選択肢c

 選択肢cの「医薬品を取り扱う場所であって、薬局として開設の許可を受けていないものにつ いては、病院又は診療所の調剤所を除き、薬局の名称を付してはならない。」ですが、正しい記述です。

 そのとおりの記述です。

 手引きには…、

 「医薬品を取り扱う場所であって、薬局として開設の許可を受けていないものについて は、病院又は診療所の調剤所を除き、薬局の名称を付してはならない」

 …とあります。

 よって、選択肢は、「正」となります。

 逆を言えば、「病院又は診療所の調剤所」は、薬局の許可なくして、薬局の名称を付せると言えます。

答え

 「a」は「誤」です。

 「b」は「正」です。

 「c」は「正」です。

 「正しい組み合わせ」は…、

 正解:1

 もし、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が上がります。

 >>> 次の問題へ。

法規

 1問:販売従事登録と登録販売者の届出

 2問:医薬品の販売業

 3問:薬局

 4問:店舗販売業

 5問:第二類医薬品 伝えさせなければならない事項

 6問:医薬品の陳列

 7問:特定販売

 8問:薬機法施行規則第288条第1項の記録

 9問:医薬品の定義と範囲

 10問:食品

 11問:医薬部外品及び化粧品

 12問:毒薬劇薬

 13問:一般用医薬品及び要指導医薬品

 14問:容器・外箱・添付文書等への記載事項

 15問:濫用等のおそれのある医薬品

 16問:医薬品等適正広告基準

 17問:薬機法第66条第1項

 18問:医薬品の適正な販売方法

 19問:監視指導及び処分

 20問:医薬品の広告

令和5年度 栃木県 科目別

 弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。

 ・令和5年度 インデックス

 ・薬事に関する法規と制度(第1~第20問)

 ・基本的な知識(第21~第40問)

 ・人体の働きと医薬品(第41~第60問)

 ・主な医薬品とその作用(第61~第100問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(第101問~第120問)

独学向け教材

 使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、

 テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、

 過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。

こまごましたもの

 登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。

 興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。

 そのほか、「登録販売者:医薬品」や「登録販売者:生薬」、「登録販売者:漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。

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