第119問‐佐賀県 令和4年度(2022年度)過去問と解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、「法規」の「配置販売業」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。

第119問‐配置販売業

 

 (クリックして拡大。)

難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「ふつう」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

選択肢ア

 選択肢アの「配置販売業の許可は、一般用医薬品を、配置により販売又は授与する業務について、配置しよう とする区域をその区域に含む都道府県ごとに、その都道府県知事が与える。」ですが、正しい記述です。

 「配置販売業」の許認可権者は、都道府県知事です。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢イ

 選択肢イの「配置販売業では、医薬品を開封して分割販売することができる。」ですが、誤った記述です。

 配置販売業は、分割販売ができないです。

 昔から出る論点なので、ガチ暗記してください。

 「医薬品の分割販売と、毒薬・劇薬の開封販売のまとめ‐登録販売者 法規」も、一読願います。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢ウ

 選択肢ウの「配置販売業者が、店舗による医薬品の販売をしようとする場合には、別途、薬局の開設又は店舗販売業の許可を受ける必要はない。」ですが、誤った記述です。

 手引きには、選択肢のような記載はありません。

 別業態なのですから、言うまでもなく、薬局か店舗販売業の許可が必要です。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢エ

 選択肢エの「薬剤師が従事している場合は、一般用医薬品以外に医療用医薬品も取り扱うことができる。」ですが、誤った記述です。

 配置販売業者は、一般用医薬品しか扱えないです。

 手引きには…、

 「一般用医薬品のうち経年変化が起こりにくいこと等の基準(配置販売品目基準に適合するもの以外の医薬品を販売等してはならない」

 …とあります。

 キーワードの「配置販売品目基準」は、押えておきましょう。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

答え

 「ア」は「正」です。

 「イ」は「誤」です。

 「ウ」は「誤」です。

 「エ」は「誤」です。

 「正しい組み合わせ」は、

 正解:3

 さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。

 >>> 次の問題へ。

法規

 101問:医薬品医療機器等法

 102問:日本薬局方

 103問:毒薬・劇薬

 104問:相談応需

 105問:化粧品

 106問:食品

 107問:特定保健用食

 108問:栄養機能表示

 109問:医薬品の販売

 110問:登録販売者

 111問:医薬品の購入時の書面記載事項

 112問:濫用等のおそれのある医薬品

 113問:特定販売

 114問:販売広告

 115問:監督処分

 116問:劇薬譲渡時の書面記載事項

 117問:生物由来製品

 118問:容器外箱記載事項

 119問:配置販売業

 120問:薬局の掲示事項

令和4年度 佐賀県 科目別

 ・令和4年度 佐賀県 インデックス

 ・医薬品に共通する特性と基本的な知識(第1~第20問)

 ・人体の働きと医薬品(第21~第40問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(第41~第60問)

 ・主な医薬品とその作用(第61~第100問)

 ・薬事に関する法規と制度(第101問~第120問)

独学向け教材

 使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、

 テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、

 過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。

こまごましたもの

 登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。

 興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。

 そのほか、「登録販売者:医薬品」や「登録販売者:生薬」、「登録販売者:漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。

みんなとシェアする