8問‐大分県 R2年度(2020年度)過去問と解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、「基本知識」の「アレルギー(過敏反応)」への作用の問題です。テキストを精読し、過去問演習を繰り返していれば、まず、解ける問題です。貴重な1点を確保です。

8問‐アレルギー(過敏反応)

 

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難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「ふつう」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

選択肢1

 選択肢1の「近い親族にアレルギー体質の人がいる場合には、医薬品の使用の際に注意が必要である。」ですが、正しい記述です。

 そのとおりの記述です。

 アレルギーには、遺伝的要因があります。

 テキストで確認しておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢2

 選択肢2の「医薬品のアレルギーは内服薬によって引き起こされるものであり、外用薬によって引き起こされることはないため、外用薬は安全に使用できる。」ですが、誤った記述です。

 目薬や鼻炎薬で、アレルギーが生じた事例もあります。

 また、外皮用薬の「ケトプロフェン」などの鎮痛成分は、副作用がてんこ盛りです。

 んで、後半の「外用薬は安全に使用できる」も、(おかしいなー)と思えるはずです。

 副作用を踏まえれば、安全に使用できる医薬品はなく、常に副作用とのリスクを考慮しなくてはいけません。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢3

 選択肢3の「医薬品の有効成分だけでなく、基本的に薬理作用がない添加物もアレルギーを引き起こす原因物質となり得る。」ですが、正しい記述です。

 そのとおりの記述です。

 手引きには…、

 『黄色4号(タートラジン)、カゼイン、亜硫酸塩(亜硫酸ナトリウム、ピロ硫酸カリウム等)

 …といった、添加物がアレルゲンになると記載されています。

 他県にて、添加物の名称が具体的に問われたこともあるので、ガチ暗記は無用ですが、チェックだけはしておきましょう。

 また、「カゼイン」については、「食べ物アレルギー系(鶏卵アレルギー・牛乳アレルギー・ゼラチン)のまとめ‐登録販売者」なども、参考にしてください。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢4

 選択肢4の「普段は医薬品にアレルギーを起こしたことがない人でも、病気等に対する抵抗力が低下している場合には、医薬品がアレルゲンとなってアレルギーを生じることがある」ですが、正しい記述です。

 そのとおりの記述です。テキストで確認しておきましょう。

 なお、有名ですが、青魚の「サバ」は、極度に疲労している状態で食べると、ジンマシンが出ることがあります。

 よって、選択肢は、「正」となります。

答え

 「1」は「正」です。

 「2」は「誤」です。

 「3」は「正」です。

 「4」は「正」です。

 「誤っているもの」は…、

 正解:2

 >>> 次の問題へ。

基本知識

 1問:医薬品の本質・・・「ふつう」。

 2問:医薬品のリスク評価・・・「ふつう」。

 3問:医薬品毒性試験法ガイドライン・・・「難」。

 4問:医薬品の基準・・・「ふつう」。

 5問:健康食品・・・「ふつう」。

 6問:医薬品の副作用・・・「ふつう」。

 7問:医薬品の副作用2・・・「ふつう」。

 8問:アレルギー(過敏反応)・・・「ふつう」。

 9問:医薬品の適正使用・・・「ふつう」。

 10問:医薬品や食品の相互作用・・・「ふつう」。

 11問:適正使用 事例問題・・・「ふつう」。

 12問:小児等・・・「ふつう」。

 13問:高齢者・・・「ふつう」。

 14問:プラセボ効果・・・「ふつう」。

 15問:医薬品の品質・・・「ふつう」。

 16問:一般用医薬品定義・・・「ふつう」。

 17問:セルフメディケーション・・・「ふつう」。

 18問:販売時コミュニケーション・・・「ふつう」。

 19問:一般用医薬品の役割・・・「ふつう」。

 20問:副作用の訴訟・・・「ふつう」。

R2 大分県 科目別

 苦手科目の克服等には、以下の科目別リンクを利用してください。

 ・R2 大分県 インデックス

 ・医薬品に共通する特性と基本的な知識(第1~第20問)

 ・人体の働きと医薬品(第21~第40問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(第41~第60問)

 ・主な医薬品とその作用(第61~第100問)

 ・薬事に関する法規と制度(第101問~第120問)

独学向け教材

 使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、

 テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、

 過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。

こまごましたもの

 登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。

 興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。

 そのほか、「登録販売者:医薬品」や「登録販売者:生薬」、「登録販売者:漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。

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