登録販売者 新潟県 過去問+解説 令和6年度(2024年度)第61問

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、「医薬品」の「かぜ及びかぜ薬(総合感冒薬)」についての問題です。すべて基礎・基本事項です。テキストをきっちり読み込んでおきます。

新潟県 第61問‐かぜ及びかぜ薬(総合感冒薬)

 

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難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「ふつう」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

選択肢a

 選択肢aの「かぜは、生体に備わっている免疫機構によってウイルスが消滅すれば自然に治癒 するため、安静にして休養し、栄養・水分を十分に摂ることが基本である。」ですが、正しい記述です。

 そのとおりの記述です。

 あまり出題されない記述です。遺漏なくテキストを精読しておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢b

 選択肢bの「かぜは単一の疾患ではなく、医学的にはかぜ症候群といい、主にウイルスが鼻や 喉などに感染して起こる上気道の急性炎症の総称である。」ですが、正しい記述です。

 そのとおりの記述です。テキストで確認しておきましょう。

 なお、「かぜ・・・ウイルス」は、ガチ暗記してください。細菌の感染ではないですよ!

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢c

 選択肢cの「かぜ薬は、かぜの諸症状の緩和のほか、ウイルスの増殖抑制や体内からの除去を 目的として使用される医薬品の総称である。」ですが、誤った記述です。

 定番論点です。

 かぜ薬ですが、かぜの諸症状に対する対症療法薬でしかありません。

 選択肢の言うような「ウイルスの増殖抑制や体内からの除去を 目的として使用される」ものではありません。

 手引きには…、

 「咳で眠れなかったり、発熱 で体力を消耗しそうなときなどに、それら諸症状の緩和を図る対症療法薬である。」

 …とあります。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

答え

 「a」は「正」です。

 「b」は「正」です。

 「c」は「誤」です。

 「正しい組み合わせ」は、

 正解:5

 さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。

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医薬品

 61問:かぜ及びかぜ薬(総合感冒薬)

 62問:漢方処方製剤(かぜ)

 63問:解熱鎮痛成分

 64問:眠気を促す薬

 65問:眠気を防ぐ薬(眠気防止薬)

 66問:ブロモバレリル尿素

 67問:鎮暈薬(乗物酔い防止薬)

 68問:小児の疳の生薬製剤・漢方処方製剤

 69問:鎮咳去痰薬

 70問:鎮咳去痰薬の生薬成分

 71問:口腔咽喉薬及びうがい薬(含嗽薬)

 72問:強心薬

 73問:高コレステロール改善薬

 74問:貧血用薬(鉄製剤)

 75問:循環器用薬

 76問:漢方処方製剤(婦人薬)

 77問:内服アレルギー用薬

 78問:内服アレルギー用薬2

 79問:鼻に用いる薬

 80問:一般用検査薬

 81問:胃腸に作用する薬

 82問:胃腸に作用する薬2

 83問:腸の不調に対する受診勧奨

 84問:腸の薬の配合成分

 85問:胃腸鎮痛鎮痙薬

 86問:胃腸鎮痛鎮痙薬2

 87問:浣腸薬及び駆虫薬

 88問:外用痔疾用薬

 89問:漢方処方製剤(泌尿器用薬)

 90問:眼科用薬

 91問:眼科用薬の配合成分

 92問:皮膚に用いる薬

 93問:ステロイド性抗炎症成分

 94問:歯槽膿漏薬のビタミン成分

 95問:禁煙補助剤

 96問:滋養強壮保健薬

 97問:漢方処方製剤

 98問:生薬成分

 99問:消毒薬

 100問:殺虫剤

令和6年度 新潟県 科目別

 ・インデックス

 ・薬事に関する法規と制度(第1~第20問)

 ・医薬品に共通する特性と基本的な知識(第21~第40問)

 ・人体の働きと医薬品(第41~第60問)

 ・主な医薬品とその作用(第61~第100問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(第101問~第120問)

独学向け教材

 使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、

 テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、

 過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。

こまごましたもの

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 興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。

 そのほか、「登録販売者:医薬品」や「登録販売者:生薬」、「登録販売者:漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。

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