第32問‐新潟県 令和4年度(2022年度)過去問と解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、「基本知識」の「一般用医薬品の役割」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。

第32問‐一般用医薬品の役割

 

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難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「ふつう」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

解説

 「手引き」には、一般用医薬品の役割として…、

 (1) 軽度な疾病に伴う症状の改善

 (2) 生活習慣病等の疾病に伴う症状発現の予防(科学的・合理的に効果が期待できるものに限る。)

 (3) 生活の質(QOL)の改善・向上

 (4) 健康状態の自己検査

 (5) 健康の維持・増進

 (6) その他保健衛生

 …の「6つ」が記載されています。

 よく出るところなので、テキストを精読しておきましょう。

選択肢a

 選択肢aの「健康状態の自己検査」は、上記リストにあります。

 また、「医薬品」で勉強した「一般用検査薬」を思い出せば、判断できるかと思います。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢b

 選択肢bの「重度な疾病に伴う症状の改善」は、上記リストにありません。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

 「重度」とあるので、一般用医薬品の対象ではなくなりますね。

選択肢c

 選択肢cの「生活の質(QOL)の改善・向上」は、上記リストにあります。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢d

 選択肢dの「認知機能の低下予防」は、上記リストにありません。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

 「認知機能」ウンヌンなので、一般用医薬品ではなく、医療用医薬品等の出番ですね。

答え

 「a」は「正」です。

 「b」は「誤」です。

 「c」は「正」です。

 「d」は「誤」です。

 「正しい組み合わせ」は、

 正解:3

 さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。

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基本知識

 21問:医薬品の本質

 22問:医薬品のリスク評価

 23問:セルフメディケーション

 24問:副作用

 25問:免疫とアレルギー(過敏反応)

 26問:医薬品の使用

 27問:医薬品の相互作用

 28問:小児等の医薬品の使用

 29問:高齢者の医薬品の使用

 30問:妊婦等の医薬品の使用

 31問:一般用医薬品の定義

 32問:一般用医薬品の役割

 33問:販売時確認ポイント

 34問:サリドマイド及びサリドマイド訴訟

 35問:HIV(ヒト免疫不全ウイルス)訴訟

 36問:CJD及びCJD訴訟

 37問:C型肝炎訴訟

 38問:年齢区分

 39問:医薬品と食品の代謝及び相互作用

 40問:医薬品の安全性に影響を与える要因

令和4年度 新潟県 科目別

 ・インデックス

 ・薬事に関する法規と制度(第1~第20問)

 ・医薬品に共通する特性と基本的な知識(第21~第40問)

 ・人体の働きと医薬品(第41~第60問)

 ・主な医薬品とその作用(第61~第100問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(第101問~第120問)

独学向け教材

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こまごましたもの

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