第39問‐新潟県 令和4年度(2022年度)過去問と解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、「基本知識」の「医薬品と食品の代謝及び相互作用」についての問題です。難しいところはありません。ほぼ取れるはずです。

第39問‐医薬品と食品の代謝及び相互作用

 

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難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「ふつう」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

選択肢a

 選択肢aの「カフェインやビタミンAのように、食品中に医薬品の成分と同じ物質が存在するため、それらを含む医薬品と食品を一緒に服用すると過剰摂取となるものがある。」ですが、正しい記述です。

 そのとおりの記述です。テキストで確認しておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢b

 選択肢bの「酒類(アルコール)をよく摂取する者では、肝臓の代謝機能が高まっていること が多く、アセトアミノフェンは通常よりも体内から速く消失することがある。」ですが、正しい記述です。

 これまた、そのとおりの記述です。

 テキストで確認しておきましょう。

 なお、他県にて、「体内から速く消失する」ものの具体例として、「アセトアミノフェン」が問われたことがあるので、チェックしておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢c

 選択肢cの「外用薬であれば、食品によって医薬品としての作用や代謝に影響を受けることは ない。」ですが、誤った記述です。

 外用薬でも、食品等の影響は受けます。

 手引きには…、

 「また、外用薬や注射薬であっても、食品によって医薬品の作用や代謝に影響を受ける可能 性がある。」

 …とあります。

 テキストで確認しておきましょう。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢d

 選択肢dの「生薬成分を含むハーブ等は、医薬品的な効能効果を標榜 又は暗示されていなけれ ば、食品として流通可能なものもあり、そうした食品と生薬成分が配合された医薬 品を合わせて摂取すると、医薬品の効き目や副作用を増強させることがある」ですが、正しい記述です。

 そのとおりの記述です。

 テキストで確認しておきましょう。解説のしようがありません。

 よって、選択肢は、「正」となります。

答え

 「a」は「正」です。

 「b」は「正」です。

 「c」は「誤」です。

 「d」は「正」です。

 「正しい組み合わせ」は、

 正解:4

 さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。

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基本知識

 21問:医薬品の本質

 22問:医薬品のリスク評価

 23問:セルフメディケーション

 24問:副作用

 25問:免疫とアレルギー(過敏反応)

 26問:医薬品の使用

 27問:医薬品の相互作用

 28問:小児等の医薬品の使用

 29問:高齢者の医薬品の使用

 30問:妊婦等の医薬品の使用

 31問:一般用医薬品の定義

 32問:一般用医薬品の役割

 33問:販売時確認ポイント

 34問:サリドマイド及びサリドマイド訴訟

 35問:HIV(ヒト免疫不全ウイルス)訴訟

 36問:CJD及びCJD訴訟

 37問:C型肝炎訴訟

 38問:年齢区分

 39問:医薬品と食品の代謝及び相互作用

 40問:医薬品の安全性に影響を与える要因

令和4年度 新潟県 科目別

 ・インデックス

 ・薬事に関する法規と制度(第1~第20問)

 ・医薬品に共通する特性と基本的な知識(第21~第40問)

 ・人体の働きと医薬品(第41~第60問)

 ・主な医薬品とその作用(第61~第100問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(第101問~第120問)

独学向け教材

 使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、

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こまごましたもの

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