第114問‐長崎県 令和4年度（2022年度）過去問と解説
まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。
本問は、「法規」の「販売広告」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
第114問‐販売広告
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難易度コメント＋こたえ
本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢1
選択肢１の「漢方処方製剤の効能効果は、配合されている個々の生薬成分がそれぞれ作用しているため、それらの構成生薬の作用を個別に挙げて説明することが適当である。」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「構成生薬の作用を個別に挙げて説明することが適当である」のところです。
手引きには…、
「漢方処方製剤の効能効果は、配合されている個々 の生薬成分が相互に作用しているため、それらの構成生薬の作用を個別に挙げて説明することも 不適当である。」
…とあります。
よく出るところなので、テキストを精読しておきましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢2
選択肢２の「一般用医薬品と同じ有効成分を含有する医療用医薬品の効能効果をそのまま標 榜することは、承認されている内容を正確に反映した広告といえる。」ですが、誤った記述です。
「承認されている内容を正確に反映した広告といえない。」となっています。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢3
選択肢３の「医師が推薦している旨の広告については、事実に基づくものであれば認められている。」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「事実に基づくものであれば認められている」のところです。
手引きには…、
「医薬関係者、医療機関、公的機関、団体等が、公認、推薦、選用等している旨の広告に ついては、一般の生活者の当該医薬品に対する認識に与える影響が大きいことにかんがみて、仮に事実であったとしても、原則として不適当とされている。」
…とあります。
「仮に事実であったとしても、原則として不適当」なので、押えておきましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢4
選択肢４の「厚生労働大臣が、虚偽・誇大な広告を行った者に対して、違反を行っていた期間中における対象 商品の売上額に応じた課徴金を納付させる課徴金制度がある。」ですが、正しい記述です。
令和4年度の改正事項です。
当該課徴金ですが、「違反を行っていた期間中における対象商品の売上額×４．５％」です。
「４．５％」の数字が他県で出題済みなので、ガチ暗記してください。
「法規の数字」も、参考にしてください。
よって、選択肢は、「正」となります。
答え
「1」は「誤」です。
「2」は「誤」です。
「3」は「誤」です。
「4」は「正」です。
「正しい組み合わせ」は、
正解：4
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は２回念押し‐最終得点は２～３点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
法規
令和4年度 長崎県 科目別
独学向け教材
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