第117問‐長崎県 令和4年度(2022年度)過去問と解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、「法規」の「生物由来製品」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。

第117問‐生物由来製品

 

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難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「ふつう」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

選択肢ア

 選択肢アの「生物由来製品には、植物に由来するもののみを原料又は材料として製造されるものはない。」ですが、正しい記述です。

 「生物由来製品」の定義ですが…、

 「人その他の生物(植物を除く。)に由来するものを原料又は材料として製造(小分けを含む。) をされる医薬品、医薬部外品、化粧品又は医療機器のうち、」

 「保健衛生上特別の注意を要する ものとして、厚生労働大臣が薬事・食品衛生審議会の意見を聴いて指定するもの」

 …となっています。

 「植物を除く」となっているので、「植物に由来するもののみを原料又は材料として製造されるものはない」で正しいです。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢イ

 選択肢イの「生物由来製品は、製品の使用による感染症の発生リスクに着目して指定されている。」ですが、正しい記述です。

 そのとおりの記述です。

 キーワードの「感染症の発生リスク」は、テキストで確認しておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢ウ

 選択肢ウの「医療機器及び再生医療等製品は、生物由来製品の指定対象とならない。」ですが、誤った記述です。

 先の定義で見たように、「医薬品、医薬部外品、化粧品又は医療機器」が生物由来製品の対象となっています。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢エ

 選択肢エの「生物由来製品として指定された一般用医薬品はない。」ですが、正しい記述です。

 手引きには…、

 「一般用医薬品又は要指導医薬品においても、生物由来の原材料が用いられているものがあるが、 現在のところ、生物由来製品として指定された一般用医薬品又は要指導医薬品はない

 …とあります。

 また、医薬部外品、化粧品においても同様に、「ない」です。

 よって、選択肢は、「正」となります。

答え

 「ア」は「正」です。

 「イ」は「正」です。

 「ウ」は「誤」です。

 「エ」は「正」です。

 「正しい組み合わせ」は、

 正解:2

 さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。

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法規

 101問:医薬品医療機器等法

 102問:日本薬局方

 103問:毒薬・劇薬

 104問:相談応需

 105問:化粧品

 106問:食品

 107問:特定保健用食

 108問:栄養機能表示

 109問:医薬品の販売

 110問:登録販売者

 111問:医薬品の購入時の書面記載事項

 112問:濫用等のおそれのある医薬品

 113問:特定販売

 114問:販売広告

 115問:監督処分

 116問:劇薬譲渡時の書面記載事項

 117問:生物由来製品

 118問:容器外箱記載事項

 119問:配置販売業

 120問:薬局の掲示事項

令和4年度 長崎県 科目別

 ・令和4年度 長崎県 インデックス

 ・医薬品に共通する特性と基本的な知識(第1~第20問)

 ・人体の働きと医薬品(第21~第40問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(第41~第60問)

 ・主な医薬品とその作用(第61~第100問)

 ・薬事に関する法規と制度(第101問~第120問)

独学向け教材

 使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、

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こまごましたもの

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