登録販売者 宮崎県 過去問+解説 令和5年度(2023年度)第9問

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、「基本知識」の「医薬品と食品との飲み合わせ」の問題です。難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。

宮崎県 第9問‐医薬品と食品との飲み合わせ

 

 (クリックして拡大。)

難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「ふつう」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

選択肢1

 選択肢1の「食品と医薬品の相互作用は、しばしば「飲み合わせ」と表現され、食品と飲み薬が体内 で相互作用を生じる場合が主に想定される。」ですが、正しい記述です。

 そのとおりの記述です。テキストで確認しておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢2

 選択肢2の「酒類(アルコール)をよく摂取する者では、肝臓で代謝される医薬品が通常よりも代謝 されやすくなり、十分な薬効が得られなくなることがある。」ですが、正しい記述です。

 これも、そのとおりの記述です。

 効かなくなるものに、「アセトアミノフェン」があります。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢3

 選択肢3の「総合感冒薬とコーヒーを一緒に服用すると、カフェインの過剰摂取となることがある」ですが、正しい記述です。

 そのとおりの記述です。

 手引きには…、

 「カフェインやビタミンA等のように、食品中に医薬品の成分と同じ物質が存在 するために、それらを含む医薬品(例:総合感冒薬)と食品(例:コーヒー)を一緒に服用す ると過剰摂取となるものもある」

 …とあります。

 テキストを精読しておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢4

 選択肢4の「外用薬は、内服薬とは異なり、食品によって医薬品の作用や代謝に影響を受けることは ない」ですが、誤った記述です。

 んなーこたない、と突っ込む選択肢です。

 「外用薬や注射薬であっても、食品によって医薬品の作用や代謝に影響を受ける可能 性がある」となっています。

 なぜだか、全国的によく出る記述なので、押えておきましょう。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

答え

 「1」は「正」です。

 「2」は「正」です。

 「3」は「正」です。

 「4」は「誤」です。

 「誤っているもの」は…、

 正解:4

 もし、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が上がります。

 >>> 次の問題へ。

登録販売者 宮崎県 過去問+解説 令和5年度(2023年度)基本知識

 1問:医薬品

 2問:医薬品及びその販売に従事する専門家

 3問:医薬品のリスク評価の基準

 4問:健康食品

 5問:セルフメディケーション

 6問:医薬品の性質

 7問:医薬品の適正使用

 8問:医薬品と相互作用

 9問:医薬品と食品との飲み合わせ

 10問:小児及び高齢者

 11問:妊婦及び授乳婦

 12問:プラセボ効果

 13問:医薬品の品質

 14問:一般用医薬品

 15問:登録販売者の姿勢

 16問:購入者への確認事項

 17問:事例問題

 18問:サリドマイド及びサリドマイド訴訟

 19問:一般用医薬品と薬害

 20問:薬害と該当医薬品

登録販売者 宮崎県 過去問+解説 令和5年度(2023年度)科目別

 ・登録販売者 宮崎県 令和5年度 インデックス

 ・医薬品に共通する特性と基本的な知識(第1~第20問)

 ・人体の働きと医薬品(第21~第40問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(第41~第60問)

 ・主な医薬品とその作用(第61~第100問)

 ・薬事に関する法規と制度(第101問~第120問)

独学向け教材

 使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、

 テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、

 過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。

こまごましたもの

 登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。

 興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。

 そのほか、「登録販売者:医薬品」や「登録販売者:生薬」、「登録販売者:漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。

みんなとシェアする