令和4年度(2022年度)宮城県 登録販売者試験の過去問と解説。本問は、「法規」の「監督処分」についての問題です。難しいところはありません。テキストや過去問で、基礎・基本事項を押えて臨んでください。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢aの「都道府県知事等は、店舗販売業者に対して、その構造設備が基準に適合しない場合 においては、その構造設備の改善を命じ、又はその改善がなされるまでの間 、当該施 設の全部若しくは一部の使用を禁止することができる。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。
「使用禁止命令」は、知事が出します。テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢bの「都道府県知事は、 区域管理者について、その者が管理者として不適当であると認め るときは、その配置販売業者に対して、区域管理者の変更を命ずることができる。」ですが、正しい記述です。
「変更命令」も、知事です。
なお、他県にて、「ひっかけ」で、「区域管理者の“解雇”を命ずることができる」と、出題されました。
「解雇」までは、命令できません。テキストを精読しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢cの「都道府県知事は、 配置販売業の配置員が 、配置販売業の業務に関し、医薬品医療機 器等法に違反する行為があったときは、その配置販売業者に対して、期間を定めてそ の配置員による配置販売の業務の停止を命ずることができる」ですが、正しい記述です。
「業務停止命令」も、知事が出します。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢dの「都道府県知事等は、不良医薬品の廃棄の命令に違反した店舗販売業者に対して、対 象商品の売上額の4.5%の課徴金を納付させることができる」ですが、誤った記述です。
令和4年度の改正事項です。
課徴金制度ですが、選択肢のいうような「不良医薬品の廃棄の命令に違反」が対象ではないです。
課徴金ですが、「虚偽・誇大な広告を行った者」が対象です。テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
なお、数字部分の「(違反を行っていた期間中における)対象商品の売上額×4.5%」は、正しい記述です。
数字は、常に狙われています。「法規の数字」を一読をば。
「a」は「正」です。
「b」は「正」です。
「c」は「正」です。
「d」は「誤」です。
「正しい組み合わせ」は、
正解:1
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
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