本問は、「適正使用」の「使用上の注意及びその理由」についての問題です。定番論点で構成された問題です。このレベルであれば、取れる問題です。過去問に出たことは、甘く見てはいけないので、復習だけはしておきましょう。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢1の「ステロイド性抗炎症成分が配合された外用薬は、細菌等の感染に対する抵抗力を弱めて、 感染を増悪させる可能性があるため、「患部が化膿 している人」は使用しないこととされて いる。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。
「次の症状がある人」も、参考にしてください。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢2の「ビサコジルが配合された瀉 下薬は、腸の急激な動きに刺激されて流産・早産を誘発するお それがあるため、「妊婦又は妊娠していると思われる人」は服用しないこととされている。」ですが、誤った記述です。
「ビサコジル」ですが、「妊婦又は妊娠していると思われる人」は服用しないとはなっていません。
当該ビサコジルは、「相談すること」で登場し、「はげしい腹痛、吐き気・嘔吐のある人」が「相談すること」となっています。
よって、選択肢は、「誤」となります。
なお、選択肢の記述に該当するのは、「ヒマシ油類」です。
「使用しない 女性系」も、参考にしてください。
選択肢3の「次硝酸ビスマスを含む医薬品は、吸収減少により効果が得られないため、服用前後は飲酒しないこととされている。」ですが、誤った記述です。
理由が間違っています。
間違っているのは、「吸収減少により効果が得られないため」のところです。
正しくは、「吸収増大による精神神経系障害が生じ るおそれがあるため」です。
なお、「次硝酸ビスマス」が「服用前後は飲酒しない」なのは、正しい記述です。
「飲酒しない」も、参考にしてください。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢4の「ステロイド性抗炎症成分は、副腎皮質の機能亢進を生じるおそれがあるため、「透析療法 を受けている人」は、使用しないこととされている。」ですが、誤った記述です。
「ステロイド性抗炎症成分」には、「透析療法を受けている人」の禁忌はありません。
「透析療法を受けている人」が「使用しない」となるのは、「スクラルファート、水酸化アル ミニウムゲル、ケイ酸アルミン 酸マグネシウム、ケイ酸アルミ ニウム、合成ヒドロタルサイト、 アルジオキサ等のアルミニウム を含む成分が配合された胃腸 薬、胃腸鎮痛鎮痙薬」となってます。
そして、理由の「副腎皮質の機能亢進」のところも、おかしいです。
「ステロイド性抗炎症成分」ですが、「長期連用しないこと」に登場し、「副腎皮質の“機能低下”を生じるおそれが あるため。」となっています。
「長期連用しない」も、参考にしてください。
よって、選択肢は、「誤」となります。
「1」は「正」です。
「2」は「誤」です。
「3」は「誤」です。
「4」は「誤」です。
「正しいもの」は、
正解:1
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
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過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。
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