本問は、「医薬品」の「内服アレルギー用薬」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
(クリックして拡大。)
本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢aの「内服薬として摂取された抗ヒスタミン成分は、吸収されて循環血流に入り全身的に作用する。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢bの「メキタジンは、まれに重篤な副作用としてショック(アナフィラキシー)、肝機能障害、血 小板減少を生じることがある。」ですが、正しい記述です。
「抗ヒスタミン成分」の「メキタジン」の正しい記述です。
手引きには…、
「メキタジンについては、まれに重篤な副作用としてショック(アナフィラキシー)、肝機能 障害、血小板減少を生じることがある」
…とあります。
まれの副作用とはいえ、3つも副作用があります。他県にて出題実績があるので、押えておきましょう。
なお、「ショック(アナフィラキシー)」については、「登録販売者 医薬品 ショック(アナフィラキシー)の副作用のまとめ」も、参考にしてください。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢cの「ジフェンヒドラミン塩酸塩は、吸収されたジフェンヒドラミンの一部が乳汁に移行して乳児 に昏睡を生じるおそれがあるため、母乳を与える女性は使用を避けるか、使用する場合には授 乳を避ける必要がある。」ですが、正しい記述です。
「抗ヒスタミン成分」の「ジフェンヒドラミン塩酸塩」の正しい記述です。
手引きには…、
「ジフェンヒドラミン塩酸塩、ジフェンヒドラミンサリチル酸塩等のジフェンヒドラミンを 含む成分については、」
「吸収されたジフェンヒドラミンの一部が乳汁に移行して乳児に昏睡を 生じるおそれがあるため、母乳を与える女性は使用を避けるか、使用する場合には授乳を避 ける必要がある。」
…とあります。
禁忌は、意識して押えておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢dの「抗ヒスタミン成分は、ヒスタミンの働きを抑える作用以外に、抗アドレナリン作用も示すた め、起立性低血圧、めまい、ふらつきが現れることがある」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「抗アドレナリン作用も示す」のところです。
正しくは、「抗コリン作用も示す」です。
んなもんで、排 尿困難や口渇、便秘等の副作用が現れることがあります。
よって、選択肢は、「誤」となります。
「a」は「正」です。
「b」は「正」です。
「c」は「正」です。
「d」は「誤」です。
「正しい組み合わせ」は、
正解:5
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。
登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。
興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。
そのほか、「登録販売者:医薬品」や「登録販売者:生薬」、「登録販売者:漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。
★みんなとシェアする