登録販売者 鹿児島県 過去問+解説 令和6年度(2024年度)第29問

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、「人体」の「感覚器官」の問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。

鹿児島県 第29問‐感覚器官

 

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難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「ふつう」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

選択肢ア

 選択肢アの「内耳は、鼓膜、鼓室、耳小骨、耳管からなる。」ですが、誤った記述です。

 間違っているのは、「内耳」のところです。

 正しくは、「中耳」です。

 選択肢の記述は、中耳のものです。

 「内耳」は、「聴覚器官である蝸牛と、平衡器官である前庭の2つの部分からなる」です。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢イ

 選択肢イの「聴覚器官である前庭と、平衡器官である蝸 牛の内部は、リンパ液で満たされている。」ですが、誤った記述です。

 登録販売者試験の定番「入れ替え問題」です。

 間違っているのは、「聴覚器官である前庭と、平衡器官である蝸 牛」のところです。

 正しくは、「聴覚器官である“蝸牛”と、平衡器官である“前庭”」です。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

 なお、選択肢後半の「リンパ液で満たされている。」は、正しいです。併せて、押えておきましょう。

選択肢ウ

 選択肢ウの「鼻炎は、鼻腔の粘膜に炎症を起こして腫れた状態で、鼻汁過多や鼻閉(鼻づまり)などの症状を 生じる。」ですが、正しい記述です。

 そのとおりの記述です。

 手引きには…、

 「鼻腔 の粘膜に炎症を起こして腫れた状態を鼻炎といい、鼻汁過多や鼻閉(鼻 づまり)などの症状を生じる。」

 …とあります。確認しておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢エ

 選択肢エの「鼻腔は、薄い板状の軟骨と骨でできた鼻中隔によって左右に仕切られている。」ですが、正しい記述です。

 「鼻中隔」の正しい記述です。

 手引きには…、

 「鼻腔 は、薄い板状の軟骨と骨でできた鼻中隔によって左右に仕切られている。」

 「鼻中隔の前 部は、毛細血管が豊富に分布していることに加えて粘膜が薄いため、傷つきやすく鼻出血を 起こしやすい。」

 …とあります。

 「鼻中隔」は、そこそこ出るようになっています。自分の鼻中隔を触るなどして、チェックしておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

答え

 「ア」は「誤」です。

 「イ」は「誤」です。

 「ウ」は「正」です。

 「エ」は「正」です。

 正解:4

 さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。

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人体

 21問:消化器系

 22問:消化酵素

 23問:大腸・肛門

 24問:呼吸器系

 25問:腎循環器系臓

 26問:血液

 27問:泌尿器系

 28問:目

 29問:感覚器官

 30問:外皮系

 31問:筋組織

 32問:脳・神経系

 33問:有効成分の吸収

 34問:剤形

 35問:薬物の代謝及び排泄

 36問:剤形及び使用方法

 37問:全身的に現れる副作用

 38問:消化器系に現れる副作用

 39問:泌尿器系に現れる副作用

 40問:皮膚に現れる副作用

令和6年度 鹿児島県 科目別

 ・令和6年度 鹿児島県 インデックス

 ・医薬品に共通する特性と基本的な知識(第1~第20問)

 ・人体の働きと医薬品(第21~第40問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(第41~第60問)

 ・主な医薬品とその作用(第61~第100問)

 ・薬事に関する法規と制度(第101問~第120問)

独学向け教材

 使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、

 テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、

 過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '25年版 (2025年版) 」を使えば支障ありません。

こまごましたもの

 登録販売者の独学方法については、「登録販売者の独学」を、参考にしてください。

 登録販売者のブログ記事などは、「サイトマップ」に、挙げています。

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