83問‐香川県 過去問と解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、「法規」の「販売従事登録」の問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。

83問‐販売従事登録

 

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難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「ふつう」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

選択肢a

 選択肢aの「同時に複数の都道府県知事の販売従事登録を受けることができる。」ですが、誤った記述です。

 販売従事登録が受けられるのは、1つの都道府県です。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢b

 選択肢bの「販売従事登録を受けようとする者は、従事先(配置販売業にあっては配置しようとする区域)の所在地にかかわらず、自らの住所地の都道府県知事に申請書を提出しなければならない。」ですが、誤った記述です。

 間違っているのは、「自らの住所地の都道府県知事」のところです。

 正しくは、「医薬品の販売又は授与に従事する薬局又は医薬品の販売業の店舗の所在地の都道府県知事」です。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢c

 選択肢cの「登録販売者は、登録事項に変更を生じたときは、30 日以内にその旨を届け出なければならない。」ですが、正しい記述です。

 登録関係の変更届の期限は、「30 日以内」です。ガチ暗記しましょう。

 参考:法規の数字

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢d

 選択肢dの「登録販売者が、偽りその他不正の手段により販売従事登録を受けたことが判明したときは、都道府県知事は、その登録を消除しなければならない」ですが、正しい記述です。

 「偽りその他不正の手段」なので、知事はその登録を消除する“義務”があります。

 「消除“することができる”」といった“努力義務”ではないので、注意してください。

 よって、選択肢は、「正」となります。

答え

 「a」は「誤」です。

 「b」は「誤」です。

 「c」は「正」です。

 「d」は「正」です。

 「正しい組み合わせ」は、

 正解:2

 さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。

 >>> 次の問題へ。

法規

 81問:第1条 条文問題

 82問:第1条の5 条文問題

 83問:販売従事登録

 84問:医薬品の定義

 85問:第56条及び57条

 86問:要指導医薬品

 87問:毒薬及び劇薬

 88問:医薬品の法定表示

 89問:医薬部外品及び化粧品

 90問:保健機能食品等

 91問:分割販売

 92問:医薬品の販売業

 93問:薬剤師不在時間等

 94問:店舗販売業

 95問:配置販売業

 96問:特定販売

 97問:濫用等のおそれのあるもの

 98問:医薬品の販売方法

 99問:医薬品の販売広告

 100問:監督処分

令和2年度 香川県 科目別

 ・インデックス

 ・医薬品に共通する特性と基本的な知識(第1~第20問)

 ・主な医薬品とその作用(第21~第60問)

 ・人体の働きと医薬品(第61~第80問)

 ・薬事に関する法規と制度(第81~第100問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(第101問~第120問)

独学向け教材

 使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、

 テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、

 過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。

こまごましたもの

 登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。

 興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。

 そのほか、「登録販売者:医薬品」や「登録販売者:生薬」、「登録販売者:漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。

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