本問は、「人体」の「大腸」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢1の「大腸は、盲腸、虫垂、上行結腸、横行結腸、下行結腸、S状結腸、直腸からなる管状の臓器で、内壁粘膜に絨毛がない。」ですが、正しい記述です。
大腸の正しい説明文です。
「盲腸、虫垂、上行結腸、横行結腸、下行結腸、S状結腸、直腸」は、正確に憶えましょう。
他県にて、「盲腸、“回腸”、虫垂、上行結腸、横行結腸、下行結腸、S状結腸、直腸」などと出題されています。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢2の「大腸の粘膜上皮細胞は、腸内細菌が食物繊維(難消化性多糖類)を発酵分解して生じる栄養分を、その活動に利用しており、大腸が正常に働くには、腸内細菌の存在が重要である。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。繊維質のものを多いに食べましょう!
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢3の「大腸の腸内細菌は、血液凝固や骨へのカルシウム定着に必要なビタミンK等の物質も産生しており、また、腸内細菌による発酵で、糞便の臭気の元となる物質やメタン、二酸化炭素等のガスが生成される。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。
「ビタミンK」は、しばしば出るので、チェックしておきましょう。
参考:登録販売者の人体のビタミン(ビタミンK、ビタミンD、ビタミンA等)の憶え方とまとめ
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢4の「通常、糞便の成分の大半は腸内細菌の死骸で、そのほか、水分(15~20%)やはがれ落ちた腸壁上皮細胞の残骸(10~15%)が含まれ、食物の残滓は約5%に過ぎない。」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「糞便の成分の大半は腸内細菌の死骸で、そのほか、水分(15~20%)やはがれ落ちた腸壁上皮細胞の残骸(10~15%)が含まれ」のところです。
正しくは、「糞便の成分の大半は水分で、そのほか、はがれ落ちた腸壁上皮細胞の残骸(15~20%)や腸内細菌の死骸(10~15%)が含まれ」です。
数字は、常に狙われています。「人体の数字1」でチェックしておきましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
「1」は「正」です。
「2」は「正」です。
「3」は「正」です。
「4」は「誤」です。
「誤ったもの」は、
正解:4
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
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