79問‐香川県 過去問と解説
まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。
本問は、「人体」の「呼吸器系の副作用」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
79問‐呼吸器系の副作用
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難易度コメント＋こたえ
本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢a
選択肢aの「間質性肺炎は肺の中で肺胞と毛細血管を取り囲んで支持している組織（間質）が炎症を起こしたもので、発症すると、肺胞と毛細血管の間のガス交換効率が低下して血液に酸素を十分に取り込むことができず、息切れ、空咳（痰の出ない咳）、発熱等の症状を呈する。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。「間質性肺炎」は、ド定番副作用なので、テキストを細かいところまで精読しておきましょう。
特に、キーワードの「空咳（痰の出ない咳）」は、ガチ暗記です。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢b
選択肢bの「肺線維症の症状は、一般的に医薬品の使用開始１～２週間程度で起こることが多く、かぜや気管支炎の症状と区別が難しいが、その症状は一過性で、自然と回復するため悪化することはない。」ですが、誤った記述です。
頭が混乱する、メチャクチャな選択肢です。
まずもって、「医薬品の使用開始１～２週間程度で起こることが多い」のは、「間質性肺炎」です。
んで、当該間質性肺炎ですが、自然と回復することもあるが、悪化すると、「肺線維症」となります。
よって、選択肢後半の「自然と回復するため悪化することはない。」も、誤りです。
きちんとテキストを精読しておきましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢c
選択肢cの「人体の副作用による喘息は、原因となる人体の使用後、１～２週間後に鼻水・鼻づまりが現れ、続いて咳、喘鳴（息をするとき喉がゼーゼー又はヒューヒュー鳴る）及び呼吸困難を生じる。」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「１～２週間後」のところです。
正しくは、「短時間（１時間以内）」です。
数字は、常に狙われています。「副作用の数字2」で確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢d
選択肢dの「人体の副作用による喘息は、通年性（非アレルギー性）の鼻炎や慢性副鼻腔炎（蓄膿症）、鼻茸（鼻ポリープ）、嗅覚異常等、鼻の疾患を合併している人や、成人になってから喘息を発症した人、季節に関係なく喘息発作が起こる人等で発症しやすい」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
答え
「a」は「正」です。
「b」は「誤」です。
「c」は「誤」です。
「d」は「正」です。
「正しい組み合わせ」は、
正解：3
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は２回念押し‐最終得点は２～３点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
人体
令和2年度 香川県 科目別
独学向け教材
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
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