令和4年度(2022年度)岩手県 登録販売者試験の過去問と解説。本問は、「人体」の「消化器系」についての問題です。すべて基礎・基本事項です。テキストをきっちり読み込んでおきます。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢1の「膵臓は胃の後下部に位置し、弱酸性の膵液や血糖値を調節するホルモンを分泌する。」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「弱酸性」のところです。
正しくは、「弱アルカリ性」です。
膵臓の膵液は、弱アルカリ性です。
テキストにて、酸性・アルカリ性・中性という語句に遭遇するたびに、本問のような出題を想定してください。
「〇〇性」を問うのは、他県でもよく出る試験形式です。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢2の「口腔内は唾液によ り、pHがほぼ中性に保たれることで、酸による歯の 齲蝕を防い でいる。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。
これまた、「〇〇性」の問題です。
「唾液…中性」のところは、チェックしておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢3の「食道から送られてきた内容物は 、胃から小腸に送り出されるまで数時間、胃内に滞 留しており、その 滞留時間は炭水化物主体の食品のほうが脂質分の 多い食品より長い。」ですが、誤った記述です。
「逆」です。
滞留時間の長いのは、脂肪分の多い食品の方です。
お肉を食べるとすぐにはお腹が減りませんが、ご飯だけだとすぐお腹が空きますよね。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢4の「胃腺から分泌される胃酸には、胃内を強酸性に保つ役目やトリプシノーゲンをトリプシンにする作用がある。」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「トリプシノーゲンをトリプシン」のところです。
正しくは、「ペプシノーゲンをペプシン」です。
カタカナ語句は、人体のド定番問題です。
「ペプシノーゲン・ペプシン・ペプトン(胃)」や「トリプシノーゲン・トリプシン(小腸)」も、参考にしてください。
よって、選択肢は、「誤」となります。
「1」は「誤」です。
「2」は「正」です。
「3」は「誤」です。
「4」は「誤」です。
「正しいもの」は、
正解:2
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
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