本問は、「医薬品」の「内服アレルギー用薬」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
(クリックして拡大。)
本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢aの「一般用医薬品のアレルギー用薬は、長期の連用は避け、5~6日間使用しても症 状の改善がみられない場合には、医師の診療を受けるなどの対応が必要である。」ですが、正しい記述です。
内服用アレルギー用薬の正しい数字です。
手引きには…、
「蕁麻疹や鼻炎等のアレルギー症状に対する医薬品の使用は、基本的に対症療法で ある。」
「一般用医薬品のアレルギー用薬(鼻炎用内服薬を含む。)は、一時的な症状の緩和に用い られるものであり、長期の連用は避け、5~6日間使用しても症状の改善がみられない場合に は、医師の診療を受けるなどの対応が必要である。」
…とあります。
こういう数字も出るようになっているので、意識して押えておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢bの「一般用医薬品(漢方処方製剤を含む。)には、アトピー性皮膚炎による慢性湿疹等の治療に用いることを目的とするものはないことから、アトピー性皮膚炎が疑われ る場合やその診断が確定している場合は、医師の受診を勧めることが重要である。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。
先に見たように、一般用医薬品は、対処療法薬です。
また、症状の診断が確定しているなら、「受診勧奨」ですね。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢cの「皮膚感染症(たむし、疥癬等)により、湿疹やかぶれ等に似た症状が現れること がある。その場合には、皮膚感染症そのものに対する対処よりも、アレルギー用薬によって一時的に痒み等の緩和を図ることを優先する必要がある。」ですが、誤った記述です。
後半部分が間違っています。
正しくは、「アレルギー用薬によって一時的に痒み等の緩和を図ることは適当でなく、皮膚感染症 そのものに対する対処を優先する必要がある」です。
まあ、薬の目的外使用は、まずもって、不適当ですね。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢dの「医薬品が原因となってアレルギー症状を生じることもあり、使用中に症状が悪化・ 拡大したような場合には、医薬品の副作用である可能性を考慮し、その医薬品の服 用を中止して、医療機関を受診するなどの対応が必要である。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。
本問のように、「受診勧奨」の単元がドンドコ出ています。テキストを精読しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
「a」は「正」です。
「b」は「正」です。
「c」は「誤」です。
「d」は「正」です。
「正しい組み合わせ」は、
正解:2
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。
登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。
興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。
そのほか、「登録販売者:医薬品」や「登録販売者:生薬」、「登録販売者:漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。
★みんなとシェアする