第111問‐茨城県 令和5年度(2023年度)過去問と解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、「適正使用」の「副作用被害救済制度」の問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。

第111問‐副作用被害救済制度

 

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難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「ふつう」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

解説

 「救済制度」の対象外のものは、要指導医薬品又は一般用医薬品では…、

 ・殺虫剤・殺鼠剤

 ・殺菌消毒剤(人体に直接使用するものを除く)

 ・一般用検査薬

 ・一部の日局収載医薬品(精製水、ワセリン等)

 …となっています。

 また…、

 ・製品不良など、製薬企業に損害賠償責任がある場合

 ・無承認無許可医薬品(健康食品・個人輸入の医薬品を含む)

 …となっています。

 上記リストは、「適正使用」のド定番論点なので、何度も見返しておきましょう。

解答

 「1 殺虫剤」は、上記リストにあるので、救済制度の「対象外」です。

 「2 個人輸入により入手された医薬品」も、上記リストにあるので、救済制度の「対象外」です。

 「3 人体に直接使用する殺菌消毒剤」は、要注意です。

 対象外なのは、「人体に“直接使用されない”殺菌消毒剤」です。

 本問は、「人体に“直接使用する”殺菌消毒剤」なので、救済制度の「対象」です。

 「4 日本薬局方収載医薬品であるワセリン」は、上記リストにあるので、救済制度の「対象外」です。

答え

 正解:3

 さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。

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適正使用

 101問:添付文書

 102問:適正使用情報

 103問:添付文書の使用上の注意

 104問:保管及び取扱い

 105問:一般用医薬品の製品表示

 106問:緊急安全性情報

 107問:総合機構のホームページ

 108問:適正使用情報

 109問:安全性情報報告制度

 110問:医薬品の副作用等の報告

 111問:副作用被害救済制度

 112問:医薬品の安全対策

 113問:啓発活動

 114問:使用しない‐基礎疾患

 115問:使用しないこと‐牛乳によるアレルギー症状

 116問:使用しない‐妊婦等

 117問:短期間の服用にとどめ、連用しない

 118問:使用しない‐6歳未満の小児

 119問:相談すること

 120問:相談すること‐基礎疾患

令和5年度 茨城県 科目別

 弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。

 ・令和5年度 インデックス

 ・薬事に関する法規と制度(第1~第20問)

 ・基本的な知識(第21~第40問)

 ・人体の働きと医薬品(第41~第60問)

 ・主な医薬品とその作用(第61~第100問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(第101問~第120問)

独学向け教材

 使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、

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こまごましたもの

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 興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。

 そのほか、「登録販売者:医薬品」や「登録販売者:生薬」、「登録販売者:漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。

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