午前第5問‐福島県 令和4年度(2022年度)過去問と解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 令和4年度(2022年度)福島県 登録販売者試験の過去問と解説。本問は、「基本知識」の「医薬品の副作用 」の問題です。定番の論点なのですが、判断に迷う語句が多く、解答には手を焼くはずです。定義文をシッカリと憶えた受験生でないと、正解できません。復習だけはしておきましょう。

午前第5問‐医薬品の副作用

 

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難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「やや難」です。

 キーワードや語句が、ふつうの問題より、突っ込まれた問題です。

 “こういう”出題もあるので、テキストを精読しておきましょう。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

解説

 定番論点の「医薬品の副作用」の定義問題です。

 手引きには…、

 「疾病の予防、診断、治療のため、又は身体の機能を正常化するために、人に通常用いられる量で発現する医薬品の有害かつ意図しない反応

 …とあります。

 実によく出る定義文なので、何度も目を通して、キーワードを押えておきましょう。

選択肢a

 選択肢は、「診断」となります。

 ここは、“こういうもの”として憶えるしかありません。

 もう片方の「検査」ですが、一般用医薬品に「検査薬」があるので、これでも、意味は通じてしまいます。

 しかし、答えは、「診断」なので、繰り返しますが、“こういうもの”として憶えましょう。

 キーワードの「予防、診断、治療」は、頭文字を取って「よ・し・ち」くらいに、押えておきましょう。

選択肢b

 選択肢bは、「通常用いられる」となります。

 ここも、“こういうもの”として憶えるしかありません。

 もう片方の「用いられる最少」でも、意味は通じてしまうので、注意してください。

選択肢c

 選択肢cは、「意図しない」となります。

 当該「意図しない」は、択一式でもよく出るキーワードなので、大丈夫かと思います。

 また、もう片方の「予測できる」だと、仮に、「予測できる」のなら副作用の起こさないように処置したらいいじゃん、と突っ込めるかと思います。

 「意図しない」から、副作用なわけです。

答え

 「a」は「診断」です。

 「b」は「通常用いられる」です。

 「c」は「意図しない」です。

 「正しい組み合わせ」は…、

 正解:5

 もし、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が上がります。

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基本知識

 1問:医薬品の本質

 2問:医薬品のリスク評価

 3問:健康食品

 4問:セルフメディケーション

 5問:医薬品の副作用

 6問:免疫とアレルギー(過敏反応)

 7問:医薬品の使用

 8問:乳児、小児の医薬品使用

 9問:高齢者の医薬品使用

 10問:妊婦等の医薬品使用

 11問:一般用医薬品の使用

 12問:医薬品の品質

 13問:適切な医薬品選択と受診勧奨

 14問:一般用医薬品の定義

 15問:一般用医薬品の役割

 16問:医薬品販売時確認ポイント

 17問:販売時コミュニケーション

 18問:サリドマイド製剤及びサリドマイド訴訟

 19問:スモン及びスモン訴訟

 20問:HIV及びHIV訴訟

令和4年度 福島県 科目別

 ・インデックス

 ・医薬品に共通する特性と基本的な知識(第1~第20問)

 ・主な医薬品とその作用(第21~第60問)

 ・人体の働きと医薬品(午後1~第20問)

 ・薬事に関する法規と制度(午後21~第40問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(午後41問~第60問)

独学向け教材

 使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、

 テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、

 過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。

こまごましたもの

 登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。

 興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。

 そのほか、「登録販売者:医薬品」や「登録販売者:生薬」、「登録販売者:漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。

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