101問‐福島県 過去問と解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、「適正使用」の「添付文書」についての問題です。難しい選択肢が1つあり、それが、最終解答に直結しているので、とても厳しい問題です。ほとんどの受験生は、解けないと思います。今後の出題(問題の使い回し)に備えて、解けるようにはなっておきましょう。

101問‐添付文書

 

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難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「難」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

選択肢1

 選択肢1の「消費者相談窓口には、製造販売元の製薬企業において購入者等からの相談に応じる ための窓口担当部門の名称、電話番号、受付時間等が記載されている」ですが、正しい記述です。

 そのとおりの記述です。テキストで確認しておきましょう。

 なお、他県では、「ひっかけ」で、「県の担当窓口の電話番号等」などが付加された問題がありました。

 大丈夫とは思いますが、テキストを精読しておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢2

 選択肢2の「使用上の注意は、「してはいけないこと」、「相談すること」及び「その他の注意」 から構成され、適正使用のために重要と考えられる項目が前段に記載されている。」ですが、正しい記述です。

 正しい記述です。ここもよく出るので、テキストを精読するほか、手持ちの薬でも確認してください。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢3

 選択肢3の「副作用については、まず一般的な副作用について発生頻度別に症状が記載され、そ のあとに続けて、まれに発生する重篤な副作用について副作用名ごとに症状が記載さ れている」ですが、誤った記述です。

 難しい選択肢です。

 間違っているのは、「発生頻度別」のところです。

 正しくは、「発現部位別」です。

 これは、解けないでしょう!

 よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢4

 選択肢4の「独立行政法人医薬品医療機器総合機構のホームページには、要指導医薬品及び一般 用医薬品の添付文書情報が掲載されている」ですが、正しい記述です。

 そのとおりの記述です。テキストで確認しておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

答え

 「1」は「正」です。

 「2」は「正」です。

 「3」は「誤」です。

 「4」は「正」です。

 「誤ったもの」は、

 正解:3

 さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。

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適正使用

 101問:添付文書

 102問:添付文書2

 103問:医薬品副作用被害救済制度

 104問:医薬品副作用被害救済制度2

 105問:報告制度

 106問:安全性情報

 107問:副作用情報等の収集、評価

 108問:企業からの副作用報告

 109問:救済給付の支給対象範囲

 110問:報告の仕方

 111問:胃腸薬の適正使用

 112問:添付文書

 113問:添付文書の使用上の注意

 114問:添付文書の使用上の注意2

 115問:相談すること‐基礎疾患

 116問:してはいけない‐長期連用しない

 117問:してはいけない‐飲酒

 118問:一般用医薬品の安全対策

 119問:保管及び取扱い

 120問:医薬品の適正使用等

令和3年度 福島県 科目別

 ・インデックス

 ・医薬品に共通する特性と基本的な知識(第1~第20問)

 ・主な医薬品とその作用(第21~第60問)

 ・人体の働きと医薬品(第61~第80問)

 ・薬事に関する法規と制度(第81~第100問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(第101問~第120問)

独学向け教材

 使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、

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こまごましたもの

 登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。

 興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。

 そのほか、「登録販売者:医薬品」や「登録販売者:生薬」、「登録販売者:漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。

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