本問は、「適正使用」の「一般用医薬品の安全対策」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢aの「アンプル入りかぜ薬は、他の剤形(錠剤、散剤等)に比べて吸収が速く、通常用量 でも副作用を生じやすいことが確認されたため、関係製薬企業に対し、アンプル入り かぜ薬製品の回収が要請された。」ですが、正しい記述です。
「アンプル入りかぜ薬」は、死亡事故が出ているので、一連の流れをチェックしておきましょう
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢bの「1994年1月、小柴胡湯とインターフェロン製剤との併用を禁忌とする旨の使用 上の注意の改訂がなされたが、それ以降も慢性肝炎患者が小柴胡湯を使用して間質性肺炎が発症し、死亡を含む重篤な転帰に至った例がある」ですが、正しい記述です。
「小柴胡湯…間質性肺炎…インターフェロン製剤」は、ガチ暗記です。
また、「緊急安全性情報」も配布されているので、併せて押えておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
なお、年号・年月日は問われた事がないので、気にしなくていいです。
選択肢cの「塩酸フェニルプロパノールアミンが配合された一般用医薬品による脳出血等の副作 用症例が複数報告されたことを受け、厚生労働省から関係製薬企業等に対して、使用 上の注意の改訂、情報提供の徹底等を行うとともに、代替成分への速やかな切替えに ついて指示がなされた。」ですが、正しい記述です。
キーワードの「塩酸フェニルプロパノールアミン(PPA)」、「脳出血」、「プソイドエフェドリン塩酸塩(PSE)」は、ガチ暗記です。
他県では、括弧内のアルファベットが「穴埋め問題」で出た事があるので、チェックしておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢dの「一般用かぜ薬全般において、使用上の注意として、「まれに間質性肺炎の重篤な症 状が起きることがあり、その症状は、かぜの諸症状と区別が難しいため、症状が悪化 した場合には服用を中止して医師の診療を受ける」旨の注意喚起がなされている」ですが、正しい記述です。
身近な「一般用かぜ薬」にも、このような注意喚起があります。テキストを精読しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
「a」は「正」です。
「b」は「正」です。
「c」は「正」です。
「d」は「正」です。
「正しい組み合わせ」は、
正解:1
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