11問‐福島県 過去問と解説
まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。
本問は、「基本知識」の「妊婦等」の問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
11問‐妊婦等
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難易度コメント＋こたえ
本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢a
選択肢aの「妊娠の有無やその可能性については、購入者側にとって他人に知られたくない場合 もあることから、一般用医薬品の販売等において専門家は、情報提供や相談対応を行 う際に妊娠の有無やその可能性について聞き取る必要はない。」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「聞き取る必要はない」のところです。
個人情報やプライバシーに関わることなので、聞き難いことではあります。
しかし、手引きには…、
『（妊娠の有無やその可能性については、）十分に配慮することが必要である』
…とあり、聞き取る必要はない、とまでは、言い切っていません。
まあ、常識的に判断できるかと思います。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢b
選択肢bの「便秘薬は配合成分やその用量により、流産や早産を誘発するおそれがある」ですが、正しい記述です。
便秘薬は、いわゆる「瀉下成分」が含まれており、当該「瀉下成分」には、「ヒマシ油」などがあります。
「瀉下成分」ですが、「腸の急激な動きに刺激されて流産・早産を誘発するおそれがある」という注意喚起が為されます。
参考：「使用しない 女性系
「医薬品」や「適正使用」で勉強したことを元に、解答してください。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢c
選択肢cの「体の変調や不調に対して、一般用医薬品を使用することにより症状を緩和したいと いう相談があった場合、一般用医薬品の販売等に従事する専門家は、その対処が適当 かどうかを含めて慎重に考慮する必要がある」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。
購入者の症状が、一般用医薬品の範疇を超えている可能性もあるので、症状が「受診勧奨」に当たるかどうか、見極める必要があります。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢d
選択肢dの「胎児の血液と母体の血液とが混ざらない仕組みのことを血液-脳関門という。
ずっこける問題です。
間違っているのは、「血液-脳関門」のところです。
手引きには、「胎盤には、胎児の血液と母体の血液とが混ざらない仕組み（血液-胎盤関門）がある」とあります。
正しくは、「血液-胎盤関門」です。
よって、選択肢は、「誤」となります。
答え
「a」は「誤」です。
「b」は「正」です。
「c」は「正」です。
「d」は「誤」です。
「正しい組み合わせ」は…、
正解：5
もし、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は２回念押し‐最終得点は２～３点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
基本知識
令和3年度 福島県 科目別
独学向け教材
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。
こまごましたもの
登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。
興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者：語呂合わせ」や「登録販売者：まとめ」、「登録販売者：憶え方」などをお目汚しください。
そのほか、「登録販売者：医薬品」や「登録販売者：生薬」、「登録販売者：漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。
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