令和6年度(2024年度)北海道 登録販売者試験の過去問と解説。本問は、「医薬品」の「歯痛・歯槽膿漏薬」についての問題です。生薬の選択肢が1つありますが、これ以外が基礎・基本なので、最終解答は導けます。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢aの「ジブカイン塩酸塩は、齲蝕により露出した歯髄を通っている知覚神経の伝達を遮断 して、痛みを鎮めることを期待して 配合されている」ですが、正しい記述です。
「ジブカイン塩酸塩 」ですが、「局所麻酔成分」です。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢bの「オイゲノールは、冷感刺激を与えて知覚神経を麻痺させることによる鎮痛・鎮痒の効果を期待して配合されている」ですが、誤った記述です。
「オイゲノール」ですが、これは、「殺菌消毒成分」です。
選択肢の記述は、「冷感刺激成分」のもので、「ハッカ油」などがあります。テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢cの「サンシシは、抗炎症作用を期待して配合されている」ですが、正しい記述です。
「サンシシ」の正しい記述です。余裕があれば、押えておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢dの「カルバゾクロムは、歯肉溝での細菌の繁殖を抑えることを期待して配合されている」ですが、誤った記述です。
「カルバゾクロム」ですが、これは、「止血成分」です。全国的によく出ている成分なので、ガチ暗記してください。
なお、選択肢の記述は、「殺菌消毒成分」のもので、「セチルピリジニウム塩化物」などがあります。
よって、選択肢は、「誤」となります。
「a」は「正」です。
「b」は「誤」です。
「c」は「正」です。
「d」は「誤」です。
「正しい組み合わせ」は、
正解:2
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
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