第38問‐広島県 令和5年度(2023年度)過去問と解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、「人体」の「循環器系に現れる副作用」についての問題です。基礎・基本事項ばかりです。難しいところはありません。

第38問‐循環器系に現れる副作用

 

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難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「ふつう」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

選択肢a

 選択肢aの「うっ血性心不全とは、心筋の自動性や興奮伝導の異常が原因で心臓の拍動リズムが乱 れる病態である。」ですが、誤った記述です。

 間違っているのは、「うっ血性心不全」のところです。

 正しくは、「不整脈」です。

 選択肢の説明は、「不整脈」のものです。

 「うっ血性心不全」ですが、「うっ血性心不全とは、全身が必要とする量の血液を心臓から送り出すことができなくなり、 肺に血液が貯留して、種々の症状を示す疾患」です。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢b

 選択肢bの「息切れ、疲れやすい、足のむくみ、急な体重の増加、咳とピンク色の痰などを認めた 場合は、うっ血性心不全の可能性を疑い、早期に医師の診療を受ける必要がある」ですが、正しい記述です。

 「うっ血性心不全」の正しい記述です。テキストで確認しておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢c

 選択肢cの「心不全の既往がある人は、薬剤による心不全を起こしにくいといわれている。」ですが、誤った記述です。

 間違っているのは、「心不全を起こしにくいといわれている」のところです。

 手引きには…、

 「心不全の既往がある人は、薬剤による心不全を起こし やすい

 …とあります。

 テキストを精読しておきましょう。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢d

 選択肢dの「不整脈の種類によっては失神(意識消失)することがあり、そのような場合は、生死 に関わる危険な不整脈を起こしている可能性がある」ですが、正しい記述です。

 そのとおりの記述です。解説のしようがありません。

 テキストで確認しておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

答え

 「a」は「誤」です。

 「b」は「正」です。

 「c」は「誤」です。

 「d」は「正」です。

 「正しい組み合わせ」は、

 正解:4

 さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。

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人体

 21問:肝臓

 22問:大腸

 23問:呼吸器系

 24問:血液

 25問:泌尿器系

 26問:目

 27問:鼻・耳

 28問:外皮系

 29問:骨格系及び筋組織

 30問:脳・神経系

 31問:医薬品の吸収

 32問:医薬品の代謝、排泄

 33問:剤形

 34問:全身的に現れる副作用

 35問:皮膚粘膜眼症候群及び中毒性表皮壊死融解症

 36問:精神神経系に現れる副作用

 37問:消化器系に現れる副作用

 38問:循環器系に現れる副作用

 39問:感覚器に現れる副作用

 40問:皮膚に現れる副作用

令和5年度 広島県 科目別

 ・インデックス

 ・医薬品に共通する特性と基本的な知識(第1~第20問)

 ・人体の働きと医薬品(第21~第40問)

 ・薬事に関する法規と制度(第41~第60問)

 ・主な医薬品とその作用(午後第1~40問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(午後第41問~60問)

独学向け教材

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